今年のヒット商品は「想定内」かな。来年は?

先日の流行語大賞に続き、ヒット商品番付が発表になった。
2005年のヒット商品番付でブログが大関に。横綱は愛知万博とアキバに
その発表をしたサイトから気になる部分をピックアップすると、まず「ブログ」。

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情報発信を始めた個人個人の日記風ホームページであるブログが爆発的に広まっている。最大手「MIXI」の会員数が100万人を超え、その他の大手運営会社の会員も軒並み数十万人の規模になっている。年齢も下は小学生から上は高齢者まで、老いも若きも毎日のように自分のブログを更新している。普及の最大の理由は、ホームページを作る知識がなくても簡単に開設することができる敷居の低さにあり、新しい情報発信ツールを手に入れたことで、個人がどんどん情報を発信し始めている。
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ブログとSNSを一緒にしているのはちょっと・・・ですけどね。
だって
livedoor Blog、登録ユーザー数100万人達成でオフ会を実施
とブログだけでも結構な人数だし、今、ビジネスにかなり使われてる。

さて、そんなブログでちょっと先を行くココログでは
ブログの"女王"が"委員長"に - 眞鍋かをりの「ブログ普及委員会」発足
とかなり前のめりな展開。

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注目は、眞鍋委員長が講師となって、ブログに関する質問に答える「眞鍋式ブログ講座」。実際の学校を使って撮影したというムービーで、楽しみながらブログに関する理解を深めることができる。内容は基礎編(全18パターン)と応用編に分かれ、当初は基礎編のみ公開。応用編は来年1月上旬に公開される予定で、トラックバックポッドキャスティングなどについて説明する。
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さて、そんな日本に韓国勢がもう一度アタック。
サイワールド日本版がスタート、女優パク・ソルミを招いた発表会も開催

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サイワールドは、韓国SKコミュニケーションズ社が1999年に同国で開始したコミュニティサービス。日記やフォトアルバム、掲示板などが利用できる「ミニホムピィ」を中心に、フレンドリストを通じた友人とのコミュニケーションも可能。また、ミニホムピィの装飾などに使用できるアイテムやBGMの有料販売も行なわれている。
SKコミュニケーションズによれば、韓国のユーザー数は2005年10月末時点で総人口の約3分の1にあたる1,600万に上り、20代女性の90%以上がサイワールドを利用。
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さて、もう一度「ヒット商品番付」に戻ると、BB系の商品も西でランクイン。

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ブロードバンドの契約者数が2000万件を超えたが、そのなかでも家庭用光ファイバー通信の普及スピードが速く、前年同期比94%の高い伸びとなった。
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関西はケイオプティコムがかなりがんばっていますからね。でもIP通信にトラブルはつきもの。
K-optiのIP電話とネット接続の障害,原因はSIPサーバーの過負荷
というニュースを対岸の火事とは思えないところも多いのでは・・・

さて、もうひとつのFTTH事業者がちょっと動いているようですね。

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USENグループ、光通信事業の証券化で200億円調達へ
 USENグループは光ファイバー通信事業の収益を証券化した債券を発行し、機関投資家向けに販売する。200億円を見込む調達資金は新たな通信網の設置に振り向け、成長戦略を加速する狙い。証券化は不動産や債権など資産を裏付けとするのが一般的で、事業そのものの収益性に着目するのは珍しい。資産規模が小さくても安定的な成長事業を持つ新興企業などに適した資金調達法として注目を集めそうだ。
 今回、資金調達に踏み切るのはUSENグループのUCOM(東京・目黒、鈴木達社長)。同社が保有する光ファイバー網そのものの資産価値はほとんどないが、通信事業に活用する際の現金収入を裏付けとすることで、2年分の設備投資額に相当する200億円を調達できる見通し。「銀行借り入れでは難しい規模」(同社幹部)という。
[2005年12月6日/日本経済新聞 朝刊]
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まあ確かに通信事業はお金がかかることですけど。。。

さて、FTTHにして何を見るか、というところで
動画サイトの認知度No.1は「Yahoo! 動画」、満足度では「GyaO」がトップ
という調査。まあ、これからでしょうね。