そこで、「ブチッ」?

「十分な議論は尽くせた」,松原座長が竹中懇談会を振り返る
という日経コミュニケーションの記事と
「通信・放送懇」メンバーが勉強会・自民党リポートは「厳しい内容」
を比べると・・・うーむ。

NHKチャンネル、衛星放送のみ削減…政府与党合意
ということであれば、現在のハイビジョンがなくなるのかな・・・

さて、NTTに関しては
「NTT法の見直しは2010年以降でいい」,片山委員長を直撃
という意見で結局、2010年にNTT法を見直して、それから再編作業に入って・・・という「改革断行」なんて言葉とは別の次元の動きになるような気がしますね。

総務省が電気通信の競争評価に基づくデータを公表、FTTHは500万件を突破
では
FTTHの事業者別シェアは、NTT東日本が34.6%、NTT西日本が28.0%、電力系事業者が15.8%、USENが8.7%など。FTTHではNTT東西のシェアの増加傾向が続いており、その分だけ他の事業者の割合が縮小している。」
となっているのですが、この状態は
「日本の通信が外資に牛耳られたら困るし,通信分野の国際競争力も必要。そこはNTTにしっかりしてもらわないと。かといって独占や肥大化は良くない。そういう二律背反の難しい問題であり,単にNTTを弱くすればいいというものでもない。」という片山委員長のコメントに代表されるような、NTTの動きを擁護するような雰囲気が数字になったもの、という見方をしてもいいのかも。

他の事業者もこのままでいいとは思わずに
CATVと連携,FMCを推進してNTTの「光3000万計画」に対抗する
という姿勢を見せていますが、CATV業界も再編中、という状況ではどうなのでしょうか。

さて、そんな疑問だらけの頭でちょっと気になった話題をランダムに。

昨日の日経産業新聞

ソフトバンクIDC、BBIXを子会社化
 ソフトバンクはグループのデータセンター関連事業を再編する。同事業のソフトバンクIDC(東京・新宿、真藤豊社長)が7月1日、インターネット網の相互接続拠点を運営するBBIX(東京・港、同)を子会社化する。ブロードバンド(高速大容量)回線の普及でネットの通信量が急拡大しており、データセンター事業の強化が必要と判断した。


【海外IT動向】“秘密のベールに包まれた”グーグルの新データセンターが完成間近 (2006/06/20)
という二つの記事を見ると、一時期もてはやされたiDCビジネスが有望に思えるのですが、どうなのでしょう。

また、
gooリサーチ、10万人に聞いた番号ポータビリティの利用意向
という記事の中に出てくる手数料の希望額はとてもキャリアが考えているものとは違うような。
だったらやっぱり乗り換えられないように
au、余った無料通話分の「無期限くりこし」を8月から提供
という戦略? でも以外と音声分って使わないと思うのは私だけかな。(何せ電話でしゃべる友達は多くないので?)