自宅はまだADSLです

ゴロゴロしていた週末に電話が鳴った。
なんだろう、と思ったら、「NTT東日本ですが、今度、光電話の・・・」というコメントが聞こえたので、「結構です」と言って、ブチ切った。電話の押し売りほど嫌いなものは無い。

さて、
固定電話におけるNTTのシェアが他サービスに影響の懸念、2005年度競争評価
という結果が発表されましたが、

ブロードバンド市場については、FTTHへの移行が本格化しつつあるが、NTT東西が4割のシェアを有するADSLから、同じく6割のシェアを有するFTTHへの移行が主流であると分析。また、FTTHへの移行者のうち、NTT東西以外のインターネット接続回線利用者の5割近くがNTT東西のFTTHに移行する傾向が伺え、これがNTT東西のシェアを押し上げる構造的な要因となっている可能性があり、FTTH普及のジレンマとなるとしている。

という部分が気になるところですね。

というわけで、早速、日経オンラインで
光ファイバー、NTTのシェア6割をどうみるか――総務省・調査担当者に聞く
という記事がアップされました。

竹中総務相の「通信・放送の在り方に関する懇談会」とは無関係な調査だから・・・といいながら、「競争評価」なのですから、NTTのあり方を別の目で考える部分はあるのでしょうか?

最近、NTTグループ内の異動が目につきますね。4月にもあったのですが、最近また発表が続いています。その中にIIJやNTTPCに異動するNTT Comの人の人事があったりして、NTTグループといっても大きいのよね・・・と感じますね。

今朝の日経産業新聞には、フランスで若手 (CEOは30才くらいだっかな) の新興通信事業者がブロードバンドでフランステレコムをしのぐ勢いで伸びている、という記事がありました。

一方
米ブロードバンド加入者、40%増加
という調査結果も出ています。ADSLが伸びている、というのであれば、どの事業者のものかも掲載しないのかな・・・性別とか人種とか所得層が出ているところがとってもアメリカといえばそうなのだけどね。まあ通信事業者に関しては別の調査結果を見ろってかな・・・
ここはthe Pew Internet & American Life Projectという非営利団体だからな・・・
こんなレポートを出す日本の団体も無いかも・・・・
日本ではこんなレポートを出すのはどこ? それとも官庁の枠を超えた仕事はしないのが、日本の官庁かしら。