結局、日本政府はITのために何をしてくれるのだろうか?

国内のブロードバンド加入数は3264万件、ADSLは3割を切る〜MM総研調査
という調査結果が出ました。いやはや、ブロードバンドの速度はどんどん速くなっているのですね〜うちはCATVだからな・・・

この同じ調査も
光接続サービスの加入者数は1921万件、NTTが74.1%のシェア - MM総研調べ
てないい方をすると
「光の道」構想に向けた取りまとめ案、NTT東西については機能分離を提言
という話に結び付き、
「光の道」構想の最終案、“結論先送り”に懸念の声
てな動きがあったって、原口さんは「僕はもう・・・」だろうし、とにかく報告書を出せば自分たちの仕事の大方は済んだと考える総務省の人間は、「馬耳東風」なのかも

アメリカではちょっと様子が違う

レベル3とコムキャスト、トラフィックのコスト分担をめぐって衝突 - 「ネット中立性」議論などに影響も
という記事が結構きれいにまとめていますが、その後
Level 3 Sticks to Its Guns
とか
Did Level 3 Know What It Was Getting Into?
という動き。どこまでエスカレートするのかな。

どこかの通信事業者のおえらいさんが「Level 3ってCDN会社になった」という発言をされていましたが、アメリカの土を掘って、ファイバ埋めて、その上でVoIPやって、データセンターやって、それでも経営的に苦しいって部分を事業者としてどう思われているのでしょうかね・・・

そして、日本でのNTTとかKDDIとかは、同じようにやっている部分もあって、苦しい部分はケータイ事業が補って。
うーむ、総務省も他国に負けまい! と思うのであれば、ITリテラシーの高い官公庁を作って、他国の通信事業もきちんと調査をしたらどうなんでしょう。ある研究会で、実態不明なんてレポートを見たけど、大使館経由とかで現地調査ってできない?
縦割りだから頼めない?
そういえば、原口さんが「日本版FCC」と叫んでいたけど、あれはどこに消えたの?