メンツ、実利、認知、便利さ

昨日、取りこぼした話題を少しフォロー。朝、日経オンラインで*****ソフトバンク、NTT東西と提携交渉 ソフトバンク光ファイバー通信回線の代理販売に向け、NTT東日本・西日本と提携交渉に入った。ソフトバンクのインターネット接続サービス「ヤフー!BB」でADSL(電話線を使ったデジタル高速通信)と並行して、NTTの光回線フレッツ光」を販売する計画。自前の光回線を持ってNTTグループに対抗することを目指してきたソフトバンクがNTTの代理店になれば、光回線市場で現在70%超のシェアを持つNTT東西の寡占が一段と強まることになる。 ソフトバンクはNTTグループで光回線事業を手掛けるNTT東西と販売代理店契約を結ぶための交渉を始めた。合意すれば年明けにもソフトバンクはNTT東西の光回線を使ったネット接続サービスを始める。 ソフトバンクは2004年10月にNTT東西の通信インフラを借りて光回線市場に参入したが加入者が伸びず、06年初めごろに新規契約の獲得を事実上停止した。NTTの回線貸出料が高く、思い切った低価格戦略が取れなかった。[2008年12月4日/日本経済新聞 朝刊]*****というニュースを見ました。そうよね、ソフトバンクにはその昔、FTTHのネットワークに関わった人がえらくなっていると聞いたことがあるけど、その程度の知識ではあの巨大なNTTに対抗するのは難しいでしょうから。フレッツ光ソフトバンクが販売へ 通信各社、メンツより実利という書かれ方もしていますが、「利益を重視する大人のソフトバンク」とはどうして書いてあげないのでしょうね :-P有料化を撤回——「Yahoo!ケータイ」トップページ、2009年2月以降も通信料無料を継続という動きにしても、トップページを「有料化」すること自体が「大人げない」と私は感じましたからね。でも、9月から押し寄せている厳しい経済情勢でソフトバンクはかなりしんどいらしい・・・という噂は聞きますからね。そんな状況ですから、企業の投資を考える場合にも認知度は必要でしょう (あら、ちょっと仕事モードかな?)ということで、昨日の日経産業新聞*****NGN認知、3割未満 通信ツール利用動向調査 調査会社の矢野経済研究所(東京・中野)は、業務に使う通信ツールの利用動向調査をまとめた。IT(情報技術)関連キーワードで認知度を調べたところ、記憶装置なしパソコン「シンクライアント」の内容まで把握している比率は48%だったが、NGN(次世代ネットワーク)は26%にとどまった。通信事業者やシステム会社は利用企業への認知度向上を図る必要があるとみている。 企業の社内通信網構築などに関する決済権者884人を対象に今年9月調査した。[2008年12月4日/日経産業新聞]*****という記事。元は業務上「コミュニケーションツール」導入に関する調査結果 2008で、ここを読むと*****「言葉・内容を知らない」との回答が、「ユニファイドコミュニケーション」・「NGN」・「FMC」では約5割を占めた。*****そうよね・・・884人に対してどのような調査をしたかは別にしても、彼らが全部、ITProなどを読んでいるとは限りませんものね。昨日の新聞の話ではないですが、一般認知って難しいですよね。さて所有者の6割以上が1週間に1回は電子マネー IC カードを使用—電子マネー定期リサーチ(5)という調査結果を見つけましたが、私はおサイフケータイを使わない日は1ヶ月どのくらいあるのだろう?毎日の通勤に使っているし、土曜日もたいがい、電車に乗るので使う。日曜日はお昼ご飯を近くのam/pmで買ったりすると使うし・・・マクドナルド、電子マネーEdy」の全国展開を開始という記事が出ていましたが、私は試験エリアの新宿に近いので、マクドナルドはEdyで買うことも珍しくないしな。基本的に現金を使いたくないので、おサイフケータイが使える場所をチェックしているという人間なので・・・タクシーや高速バスでHSDPA網活用の無線LANサービス開始というニュースを見つけましたが、エリア外なのでなんとも・・・普段、PCを持ち歩かないし、iPhoneではないし・・・EdySUICAで決済できるタクシーの方がありがたいのが現状ですが、自分が出没するエリアでもっと簡単に安く無線LANが使えるようになったら、ちょっと考えなおすかな。でもそしたら、ケータイを無線LAN付きの端末に替えるのかな・・・うーん、ぐるぐる。。。