スーパーボウル接待?

先週末米国で行われたプロフットボールNFLの年度王者決定戦、第39回スーパーボウルペイトリオッツイーグルスは、テレビ視聴率が41.1%、8610万人が見た計算になるという。

さて、先日の日経産業新聞に面白い記事が出ていた。このスーパーボウルはビジネス・ミーティングの場としてもかなりな位置を占めているのだそう。展示会のそばのホテルで大口商談が、というのは一時期のネット業界の流行だったが、スーパーボウルは業界問わずに、ということらしい。そのため、開催都市であるジャクソンビルは大変な騒ぎだったらしい。フルサービスのホテルが足りないので船を浮かべてとか、関連サービスの拡充を大慌てでやったし、そうしたビジネスの場にもなるスペシャル・シートは高値で取引されたという。日本では「ゴルフ接待」という言葉がありますが、アメリカでは「スーパーボウル接待」ということなのですかね。

まあ、そんなスーパーボウルなので広告効果も高いもののはず。その例が「スーパーボウルCM効果、トラフィックで差がついたiTunesとNapster」という記事や「悲喜こもごも、スーパーボウル中継 CM 効果」という記事になっています。この広告効果を測った会社としてIntelliseekの話が取り上げられていますが、この会社にスーパーボウル前に日本のJ-Wave がインタビューをしておりました。詳しくはIntelliseekのチーフマーケティングオフィサーで、ブログ調査を企画した Pete Blackshawさんにおききしますという部分でアップされていますが、Intelliseek はスーパーボウル直後からのブログをテキストマイニングで解析することで、依頼する広告主のCMがどの程度の効果を出したかを報告するという話でした。ブログが広告効果を持つ、という新しい見方を証明することになったのでしょうか。

ラジオのニッポン放送株の35%を取得し、フジテレビに提携を申し込んだらすげなくされているらしいライブドアlivedoor Blogが2Gバイトになったらしいのですが、こうした方向で活用されているのでしょうか?