色々な見方が面白いはず

CNET Japan、新生「ZDNet Japan」を4月スタート〜企業向けに特化という発表があった。本家のCNET Japan の記事「シーネットネットワークスジャパン、「ZDNet Japan」を4月1日に開設」よりも Impress の方がわかりやすく書いてあって笑える。

まあ、オンラインでのニュース読みをお昼の楽しみとしている私としては、色々な角度で一つのことを見る、というニュース・ソースが増えたのでいいのですが。

例えば、昨日のソフトバンクの記者会見の模様および関連する総務省の発表をオンラインでチェックすると
CNET
ソフトバンク、来期にいよいよ黒字転換へ--ライブドア堀江氏にアドバイスも?
総務省、ソフトバンクBBの要請を却下--800MHz帯による携帯事業参入を認めず
これに対して元のZDNet 現在のIT Media では
営業の主力は「おとくライン」に回す〜ソフトバンク
総務省、ソフトバンクBBの免許申請を拒否へ
孫社長「何のためのパブリックコメントか」
となっています。
その他のメディアで主なところを拾うと
Impress
ソフトバンクの第3四半期売上高は2,580億円。次年度通期で1兆円を見込む
ソフトバンク3Q決算、孫氏が総務省の周波数再編裁定を非難
総務省、ソフトバンクBBへの800MHz帯免許付与を拒否
IT Pro
「おとくラインの受注は86万,開通は12万」ソフトバンク孫社長
総務省,ソフトバンクの800MHz帯無線局免許申請を却下
てな具合ですから。

さて、このあたりを見ているとどうもYahoo! BB光の実態が見えないし、「おとくライン」も先行き?? というように見えますね。「おとくライン」の受注は86万だけど、そのうち半分はキャンセルかも、というコメントも書かれていて、その理由としてはNTTでの手続きの面倒くささを孫さんはあげています。でも「おとくライン」はシステム的にまだまだ、という声や、代理店があることないこと言って無理やり契約を取っている、という噂も耳にします。客観的に判断できる数字が出てこなければ悪い噂は広がるのでしょうが、そのあたり、IR情報がきちんとしていない気がしますね。
米国企業は、いわゆる SEC Filing の中で社長の給料からなにから読めるのですけど。
本日、あちこちに辞任を書かれたHPのフィオリナ女史もHP就任当時は基本給で1億円だった記憶が、、、その後、何かがあるたびにボーナスが加算されていった、それも億単位で。いやー、日本の企業ではなかなかない話ですね。
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