その決意は格好いい?
やっぱり「ソフトバンクモバイル」に決まってしまいましたね。
「モバイル・ポータルでNo.1のポジションを目指す」
の中で
「ソフトバンクの国内における知名度はかなり高まっている。携帯電話事業に不退転の覚悟で取り組むことをコミットするという意味でも,ソフトバンクそのものをブランドとして使うことに決めた」
という覚悟を語っていますが、自分の覚悟と消費者が望むブランドは異なる・・・と私は思うのですが、どうでしょ。
まあ、
ソフトバンクモバイル誕生 - 孫社長会見、英Vodafoneと戦略提携を発表
という動きの中でどれだけ格好いい、使える、ケータイにしていくか、がポイントでしょうけどね。
3G+無線LAN+フルキーボード──ボーダフォン、ノキアのESeries投入
みたいなものを日本向けにアレンジするのか? でもそれなら
新VAIO type U
みたいな格好良いスマートフォンか、それとも???
そして、やっぱりGoogleのケータイへの発展はauですか。
KDDIとGoogleが提携、EZwebにGoogleの検索エンジン採用
GoogleとKDDI提携,きっかけはトップ会談
孫さんは、この動きにも会見で触れ、「Yahoo!が日本では一番使われている検索エンジン」と表現しています。
PCでの検索はどっちを使うかは好みなのかもしれませんが、PCでGoogle検索をするとキーワードが絞り込めないとなかなか思うようなサイトにたどり着けない、という欠点はありますから、ケータイではかなり作りこみが必要でしょうね。
私は会社名からサイトを探す時くらいしかYahoo!を使いませんね。会社概要がわかりやすくついているから、という部分だけかな。
広告がうるさいし、ポータルサイトの作り方がごちゃごちゃしていて好きではないので。
さて、ケータイの話に戻って、日経産業新聞ではこうしたケータイキャリア2社の動きに対して、NTT DoCoMoの閉鎖的な動きを揶揄するような記事が掲載されていました。公式サイトより勝手サイトの方が人気が高い。でもお客さまには安心なサイトしか見せたくない。これって、いいようですが、かなり日本的なビジネス姿勢だし、NTTグループの姿勢そのもののような気がしますね。
5月16日の
○通信・放送の在り方に関する懇談会(第12回)会見概要
が掲載されましたが、この中でもぐちゃぐちゃとNTTやNHKという「公共サービス提供」企業に関する「べき」論が展開されていて。ため息・・・