目指せ! IT版「女王の教室」?

「私ね〜、昔は学校の先生になろうと思っていたのよ」と何かの折に同僚に話をしたら、返ってきた答えは
「えっ! 女王の教室ですか?」

まあ、でも
公立校LANの整備44%、首都圏・近畿圏が低く
という読売新聞の昨日の記事の中で
「一方、コンピューターを使って教科指導ができる教員も68・0%にとどまっており、「おおむね全員」との目標達成に赤信号がともっている。」
という部分が気になった。
これに関連して出してきたのかどうかわからないが
実態は「町のパソコン教室」以下
これでよいのか!高校のIT教育

という日経コンピュータからの転載記事を読むと、そうなんだろうな〜、とも思う。
というのも、親戚の高校生が情報処理の授業がわからない、というのでその教科書をパラパラ見ながら簡単なレクチャーをしたことがあるから。その親戚は小学校の時代からPCでメールを送ることくらい出来ていたのにどうしてなんだろう・・・と思ったら、まずその教科書がいけない。ネットワークの基礎も教えずに、いきなりインターネットだ、自分のホームページをhtmlで作ってみようだ、となっている。
絶対に良くネットのことを分かっていない人間が作って、わかっていない教員が教えているのだな、と推測できた。今時の子供は、ゲームだ、PCだとこだわらずに遊んでいる子が多いのだから、きちんと教えれば立派なネット人間を育てることが出来ると思う。
「中高生に最先端のセキュリティ技術を」,経産省がセキュリティキャンプ2005を開催
こうしたイベントもいいのですが、その前に、警察関係者とか、官庁勤務者とか、先生の方にキャンプを開いてあげた方がいいかも・・・考えましょうよ、政府の皆様方!
「自ら醜態をさらしてでも警告したかった」,住基ネットに関して国立市長
という記事も他人事ではない、と思って・・・