通信業界の動向よりも桜が気になる金曜日ですが

迷惑メールへの対応の在り方に関する研究会(第6回)
という総務省の発表があり、その中から
迷惑メールが日本経済に及ぼす影響、生産面の被害だけでも7,300億円
という部分がピックアップされていますね。

まあ、セキュリティにはなかなかお金を出さない日本人ですが、迷惑メールを減らすことにはお金を出すのでしょうか。

NTT東西がNGNユーザー向けに統合セキュリティ・サービスを開始
という発表がありました。セキュリティは、動画配信と並んでNGNの売り物のひとつ。
でもどこまでの対応か、PRされていますか?

そんなNGNの動きにも触れているIIJ鈴木社長のインタビューはなかなか面白い、というより、じっくり考えてみたい記事ですね。

【前編】動画の影響でトラフィックは急増中,従量課金の検討が必要
は、通信事業、特にBB関連の人間であれば、うなづく部分も多いですよね。

【後編】Winnyは世界レベルの技術,NGNは21世紀のキャプテンシステムだ
は、ちょっと今の状況を憂えていますが、さて・・・

さて、NGNでも売り物にしている映像配信ですが、なかなか著作権の問題があり、アメリカのような具合で発展が見込めない日本。それでは駄目だろうということで
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ネット配信の音楽や映像、私的複製の課金見直し・文化庁
 文化庁は2009年度にも、音楽や映像などの私的デジタルコピーに課金する制度を抜本的に見直す方針を固めた。著作権料を録音機器などの価格に上乗せする「私的録音録画補償金制度」を縮小。インターネット配信の著作物については、利用者が複製回数に応じて個別に料金を支払う方法に改める。
 消費者がネット配信で音楽などを購入すると、コピーが制限されている場合が多い。新ルールでは、例えば消費者がネット購入する際にコピー回数も選び、それに応じた料金を上乗せして支払うといった透明度の高い仕組みが導入されそうだ。
[2008年4月3日/日本経済新聞 朝刊]
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てな記事が昨日の日経オンラインに踊り
「コピーはDRMで管理、補償金縮小」で合意目指す 録音録画小委員会スタート
という記事も出されましたが、うーん、ピンとこないな・・・

自宅で「焼く」DVDダウンロード、ポニーキャニオンが開始
という発表があっても、あまり中身が充実していない。男の人は別の意見かもしれませんが。

私が期待していた
NHKオンデマンドが12月に開始。「見逃し番組」や過去の放送番組を配信
という発表も詳細がよくわからない。
J:COMが「NHK オンデマンド」配信
という発表では
「特選ライブラリー、見逃し番組サービスともに録画はできない。」
という部分が明記されているので、もう既にガッカリですけどね〜

そういえば、コピー10でも、有料のWOWOWなどは対応しないという話もありましたね。
うーむ・・・そりゃあそうかもしれないけど・・・

いやいや、ネットばかりやっていると
「時間感覚の欠如や、より優れたマシンの追求」ネット依存症の4基準
てなことになりかねないので、やっぱり休日はネットよりソトコトかな?