100Mbpsの無線LAN!!!

ドイツのハノーバーで開催されている「CeBIT 2004」での話題は珍しいケータイ端末だけではないようですね。WiFi Alliance が100Mbpsという高速通信を可能にする802.11nの仕様策定完了が2005年第3四半期で、製品完成と認定は共に2005年第3四半期を見込んでいると発表された。まあ今や、主流は802.11bと考えられていますが、2003年第2四半期より伸びは止まり、下降傾向に入ったと調査会社のDell'Oro Groupは発表しているようです。めきめきと頭角を現したのは、802.11bと互換性があり、通信速度54Mbpsを実現した802.11g802.11g製品市場は前四半期の48%増で成長し、全802.11市場の24%を占めたという。マルチモードチップの価格が約半分になったこともあり、a/b/gに対応した製品の売り上げが伸びているのはあちこちで言われていますね。
米国でSynergy Research Groupが2月10日発表した報告書によると、無線LAN機器の販売総額は10〜12月期、55%以上伸びて7億5190万ドル。2003年通期では約40%増の25億ドル。今まではビジネス中心と考えられていた無線LANは、おっと家庭でも普及が伸びているとのこと。
コンシューマー分野の順位
1) Cisco Systemsの一部門Linksysが22.3%
2) D-Link Systemsが17.9%
3) NetGear
4) Buffalo
法人マーケットの順位
1) Cisco 36.2%
2) Symbol Technologies 15.5%
3) 3Com
4) Proxim
さて、この他の米国勢が続々と日本進出を狙っております。日本での売れ行きはどうなっているのかしらん