急激に変化している米国のネット事情

ITUが発表した2002年末時点の世界のインターネット利用率は、以下のような一覧だった。
1) アイスランド 60.8%
2) スウェーデン 57.3%
3) 韓国 55.2%
4) シンガポール 54.0%
5) アメリカ 53.8%
6) オランダ 53.0%
7) フィンランド 50.9%
8) ノルウェイ 50.5%
9) カナダ 48.4%
10) ニュージーランド 48.4%
11) デンマーク 46.5%
12) バミューダ 46.4%
13) 日本 44.9%
14) オーストラリア 42.7%
15) ドイツ 42.3%
個人で税金申告をしなければならないため、家庭へのPC普及率の高いアメリカでもこんなもんかいな、と思った記憶がある。さて、この状況は急激に変わってきていて、インターネット利用動向調査会社の米Nielsen / NetRatingsが3月18日、家庭からインターネットにアクセスする手段を持つ米国民 (固定電話回線が備わった家庭に住む2歳以上の米国民2億7281万人のうち) は、今や75%近くに上っていると報告した。2003年2月の時点では約66%だったことから、1年間で9%の上昇となる。
さて、その人たちがどんなサイトに行っているかといえば、
1. MSN
2. Microsoft
3. Yahoo!
4. AOL
5. Google
6. eBay
7. Real
8. Amazon
9. Lycos Network
10. MapQuest
だそうな。先週、Microsoft がAOLを買収するという噂が飛んだが、そんな必要がない位、ビルゲイツさんの所は凄いんですね。まあ、Windows IEのデフォルトを変えない人が多いだけなのかもしれませんが。
ちなみに、日本での人気サイトは昨年6月時点では、
1) 「yahoo.co.jp」「yahoo.com」「geocities.co.jp」などを含むヤフー
2) 「rakuten.co.jp」「infoseek.co.jp」「lycos.co.jp」などを運営する楽天
3位以下には、ニフティ、MSN、NECが入っている。
さて、yahoo 人気を崩そうと、楽天も必死。今度、座席予約ができるチケット販売も始めたようです。
無料のサイトでどんどんできることが増えると、有料プロバイダは結構困るのですよね・・・