無線LANはもうからない?

アセロス・コミュニケーションズ、2005〜2006年の無線LAN技術に関する説明会を開催――802.11nの規格はTGn Sync案が有利か」という記事を見つけた。おや、かなり色々な動きが出てきているし、知らない単語もあるなあ、ということでちょっと無線LAN基礎講座などをめくってみました。
そこの中で家庭内に関しては、100Mbpsオーバー、MIMO技術を搭載して2006年には登場か てな話が昨年の夏あったのですが、世の中はどんどん進歩していて、その最大108Mbpsの無線LAN技術普及へ、米ベンチャーが日本法人を設立して、もう既に結構普及の糸口が見えてきたようなアンケートも見かけます。
そんな話題で web サーフィンをしていたら ブロードバンド未開拓地域を歩くという記事の中で、「家ではブロードバンドを使えない農家の人が,サービスを使える場所まで車で来て,Windows Updateなどをしてまた帰っていくといったケースがある」というくだりを見つけました。この記事を「日経コミュニケーション」で追ってみると、岐阜県白川村で行われていたメッシュ型無線の実験結果にも触れていました。残念ながら事業化にいたらなかったということ。そこで思い出したのがスピードネット
1999年8月、設立されたスピードネットは、2001年8月末、100MbpsのFTTHサービスを9月より開始するなどしていたのですが、思うように事業展開ができなかったとして、2003年6月1日で東京電力に営業譲渡し清算手続きという結果になりました。
「Wi-Fi VoIP端末の世界市場は2009年まで堅調に成長」という調査レポートもあれば、「Wi-Fiサービス事業の利益は以前の予測ほど伸びない」というレポートもあるようです。
そういえば、NTTドコモがPHS新規受付を停止,2年程度でサービス終了する裏には、FOMAのデータ通信を伸ばすだけでなく、JR西日本やJR九州の主要駅でサービス提供開始するMzoneなどの無線LANの方に肩入れするつもりがあるからなのでしょうか・・・
NTTコム、韓国KT社と無線LAN国際ローミングサービスという動きもありますが、どこまで無線LANが稼げるようになるのでしょうね。
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