和歌山に WiMAXが届くようになるのはいつでしょうね?

今朝の日経産業新聞に大きく
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■ 京セラ、三洋の携帯電話事業買収、透ける稲盛氏の執念
 京セラは11日、三洋電機の携帯電話事業を買収することで基本合意したと発表した。国内の携帯メーカー同士では初の事業統合となるが、株式市場では買収効果を疑問視する見方も多かった。そうした外野の声をよそに買収による拡大戦略を選んだわけだが、この決断は稲盛和夫名誉会長の通信事業への執念を抜きにして語れない。
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てな記事が出ていました。以前のエントリーに書いた
三洋、京セラに携帯事業売却 基本合意
が正式発表されたもの。さて、この関連のニュースで
三洋、WiMAX基地局含む携帯電話事業譲渡の優先交渉権を京セラに付与
という記事も見つけました。

昨日アップしようかと思ったのですが、本日改めてWiMAX関連を。

2.5GHz帯は誰の手に──WiMAX陣営3社がそろって免許申請
という動きの中で、後出しじゃんけんのように
アッカ・ワイヤレスが2.5GHz帯の免許申請。TBSやISP5社などが新たに参加
という陣営が最後に申請を出したようですね。

アッカ連合のモバイルWiMAX、「ドコモの実証実験、置局ノウハウ生かす」
にも書かれていますが
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ISPでは朝日ネットNECビッグローブソネットエンタテインメントニフティ、フリービットの5社が、MVNOとして各社会員にワイヤレス接続サービスを拡販していく。朝日ネット以外の4社は、ソフトバンクイー・アクセス陣営であるオープンワイヤレスネットワークにも出資しているが、「ADSLでも2社と協業して、ユーザーがどちらのADSL網を使うか選択できるようにしている。同様のことをモバイルWiMAXでも考えており、ユーザーにモバイルWiMAX網を選べる環境を提供したい」(NECビッグローブ 執行役員の小関義幸氏)と説明している。
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という、大陣営。

今回は、総務省での写真だけでなく、記者会見も開催されたようで
2.5ギガ免許争奪、WiMAX2陣営が会見・事業計画競う
という形。孫さんの姿はなかったようですが
オープンワイヤレスネットワークが執行体制と取締役を決定──通称はOpenWin
にはソフトバンクイーアクセスのツワモノ揃い。うわー、この取締役会は濃いだろうな〜。

さて、WiMAXで先鞭をつけているアメリカでも電波争奪戦が盛んのようです。
無線電波争奪戦に先制・AT&Tが仕掛けた3000億円買収の狙いは
という記事はなかなか興味深いでしょうね。
でも、そんなキャリアは
AT&T、携帯通信事業のCEOが退任
という動きを始めて、いよいよ新しいキャリアとした動きをしていくのでしょうか?

アメリカのケータイの動きでもうひとつの話題は
Googleフォンは本当に実現する?
かどうかはわかりませんが、とにかく Google がケータイ系のサービスに力を入れていて、株価が上がっていて、その時価総額は世界のトヨタに逼迫しつつある、なんてニュースが今朝のJ-Waveから聞こえてきました。
うーん、ケータイでもうひと儲け?

さて、日本のケータイは先日のKDDIの選択できる料金プランの発表が
au新料金に総務省が激怒「1円端末」は自由競争の成果か? 欠陥か?
という見方と
ケータイの買い方はどう変わる――“ソフトランディング”を図るauと、後出しドコモの選択肢(前編)
という見方に分かれているような・・・でもどっちにしても
8割が高いと感じる携帯電話の端末価格、しかし「安くしてほしい」のは月額料金
というユーザを満足させられるものになればいいですよね。