愛国心とは、「わが国と郷土を愛する」と定義されるそうですが、そんな国の特徴は?

昨日のエントリーに関連した記事を見つけました。

ぷららの「Winny遮断」はISPの産業革命だ

特色を出して生き抜くかどうか、という時期にISPも来ていますからね。
自分がWinnyをやらない人であれば、また企業としてISPを選ぶのであれば、ぷららはセキュリティ面できっちりしているのでいいでしょう、といえますね。
ただ、トラフィックはもうすでにISPが管轄する部分ではないので、どこまでそれ以外の恩恵を見るか、というのは微妙ですけどね。

さて、そのブロードバンドに関する調査がまた発表されました。

ブロードバンド普及率トップはアイスランド


 経済協力開発機構OECD)が4月11日にまとめた統計によると、加盟国のブロ
ードバンド人口は、2005年6月から12月にかけての半年で1億3600万から1億5800
万に増大し、普及率は13.6%となった。
 人口当たりのブロードバンド普及率が最も高かったのはアイスランドの26.7%。
日本は17.6%で11位、米国は16.8%で12位。
日本のブロードバンド普及率は17.6%で11位。光ファイバー加入者数はOECD諸国中トップだった。


細かな表は
OECD Broadband Statistics, December 2005
に掲載されていますが、各国の事情が微妙に違っていて面白いですね。
米国はその広さでDSLが進んでいなくてCA TVが強いといわれていますが、でも同様に大きなカナダはDSLもCATVも同率くらい。オーストラリアはDSLの方が断然強いですね。やはりその国の電話会社がどれほどのものか、という部分もあるのでしょう。

さて、でもブロードバンド率とIT化の尺度は違うもの、ということは以前ピックアップした記事からも明らかなのですが、あまりブロードバンドでは注目されない九州の佐賀県知事のこんなインタービューを見つけました。

古川康佐賀県知事、「自治体ITのあるべき姿」を語る

まだ本籍がある県なのですが、全体的に見ると、この意気込みは外部に対してアピールされていない、といえますね。
この中に出てくるCIOの公募の話も第一回目の時からチェックしていましたが、東京で10年以上IT業界に勤務する身としては、多少「井の中の蛙」的な部分が感じられましたから。

さて、話は変わって、4月11日に開催された通信・放送の在り方に関する懇談会(第9回)は、NHK職員の給料の高さだけがクローズアップされたような気がしたのは私だけでしょうか。今回の配布資料は

○通信・放送の在り方に関する懇談会(第9回)配付資料

のようにテレビの部分が多かったせいもあるかもしれません。各国のテレビ事情を知るにはいい資料ですけどね。
今朝の日経産業新聞にもスカパーとテレビ朝日のトップが「もう少し開かれた議論が必要」的なコメントを掲載していましたね。

本日は、とりとめのない感じのエントリーになったので、もうひとつ。

WiMAX vendor Beceem lands DoCoMo dollars

という記事を見つけました。ぜひとも明日くらいにドコモのWiMAX状況について突っ込む日本での記事を見つけたいものです。