面白くなければ

光ファイバー普及へ各社四苦八苦 夢の回線伸び悩み
ちょっと珍しく産経新聞からの引用なのですが、このタイトル、微妙ですね。

でも「インターネット白書2005」の中でも、『ブロードバンド回線による映像配信サービス契約は光ファイバー利用者のうち2.6% 』という数字が出ているのですから、『光BBでトリプルプレイ』という使用実態はまだまだのようです。

そこで、ソフトバンク次の一手を発表しました。
BBTVが7月より全国展開〜機能強化した新STBを投入、料金メニューも刷新
つまり、『BBTVはこれまで、ADSL接続サービス「Yahoo! BB ADSL」向けには10都道府県で提供、光ファイバ接続サービスにSTBなどをセットにした「Yahoo! BB 光 TV package」向けには47都道府県でサービス提供をしていた。今回のエリア拡大により、Yahoo! BB ADSL向けのサービスを含め、全国47都道府県でサービスが利用できるようになる。 』ということ。
ソフトバンク孫社長らがFTTHの敷設技術特許を出願
という動きだけでは光ビジネスをおさえることはできませんからね。

そんなFTTHの特許を申請した人が昔在席していたという、光BBのシェアでNTT東西に続くUSEN が提供している Gyao
USENやマイクロソフトが開始! 成功するか、無料の動画配信サービス
と書かれていましたが、
USEN:無料映像配信の利用者が伸張 73万人が登録
という状況のようですね。Live 放送あり、USENの宇野社長がエイベックスの取締役に就任したので
GyaO、7月よりエイベックス所属アーティストの新譜ビデオなどを配信
という動きでそれなりの稼ぎをたたき出すのでしょうか。
またこのGyao。ちょっと変わったものも見せています。
「ヒルズ経済学」入門 新興企業が変えるニッポン
に書かれているように、その宇野社長が親しくしているビジネスマンをインタビューするという番組。
第二回は、渋谷で働く社長
第三回は、、「牛角」をはじめとした外食産業を起点に、昨年、コンビニエンスストア「am/pm」、そして高級スーパーマーケット「成城石井」を傘下に収めるなど、急成長を続ける 株式会社 レックス・ホールディングスの社長
とまるでテレビ東京の番組のよう。

まあ、どっちにしても「融合」ということはなかなか難しいでしょう。
ケーブルテレビに見る“放送網とIP網の未来”
などを読むと余計にそんな気がする。

TiVo、録画番組の転送サービスを強化
とかを読むとアメリカはなんだかサッサと動いているような気もするのだが・・・

どっちにしてもやっぱり内容でしょうね。テレビとて
「A」打ち切り、久米と日テレに温度差
という状況ですからね。