テレビをどこでどう見る?

どうやら TiVoの日本進出は秒読みに入っているのかもしれない。TiVo、日、米、中でDVR関連の新特許取得という記事の中で、「日本では、マルチメディアタイムワーピングシステム(特許番号3615486)に関する特許を取得」したとある。さて、この Multimedia Time Warping System なるものは何ぞや? 詳しくは この技術に関するプレゼンテーション (pdf)に書いてあるのだが、今の HDD プレイヤーでできるようなことのような気がする。でもアメリカでは2001年に特許取得済みです。
※誰か詳しい方、教えてくださいませ。

さて、そんな動きを横目に見つつ、気になった記事をいくつかピックアップ。

エアチェックの本質」は同感する部分が多い。私の場合、リアルタイムで見るより HDD に録画して、CMをスキップしながら見る、ということが多いのも事実。DVD に残すときにコピーワンスをすごく嫌なものと考えているし。

そういう面からいうと、VoDはどうかな・・・。レンタルが嫌いなので。でもオンラインなら考えるかな。
USEN、BROAD-GATE 01会員向けハリウッド映画ダウンロード配信サービス
そうか、Gagaも買収して、USENの宇野社長は Gagaの社長も兼任しているし・・・

「冬ソナ」で会員が増えたのに味をしめてコンテンツでちょっと伸び悩みのFTTH会員数を増やそうとするUSENをヒラリとかわしてガンガンBフレッツを売ろうとしているのが、NTT東西。
Bフレッツ180万増、光IP電話160万増を目指す2005年度の事業計画を発表。
「『ひかり電話』への移行に注力」するその中期戦略では、NTTグループは2010年までに約6000万の固定電話ユーザーのうちの半数に当たる3000万を次世代ネットワークに移行させる計画を打ち出した。「2010年までに3000万加入の目標を考えると,2005年度の80万加入の目標は小さい」し、「現行のFTTHは魅力が不十分。先行ユーザーはすでにFTTHに加入済みで,加入者数を増やすには新たな見せ方が必要」なのだそう。
具体的には,新規加入者にはひかり電話を,既存のADSLユーザーには,高速性やセキュリティ面などをアピールしていくと説明した。
ふーむ、回線の卸売りだからコンテンツ、というわけにはいかないものね。でも達成できます?

コンテンツといえば、地下鉄での移動体放送の受信実験,日本テレビ・TBS・フジが総務省に実施要望という記事もきちんとチェックせねば。地下鉄でテレビ見ます? Vodafone はテレビが見れる機種をいくつか出したがあまり活用されていなかったような・・・まあこれからかもしれませんが。

本日、聞いたセミナーで通産省の人が ITでいかに稼ぐか、という話の中で iTunes を取り上げ、ああしたビジネスモデルは特定のセグメントに有効なのでぜひ日本でも同様な動きがほしい、という趣旨の発言をしていました。
Sonyは? ウォークマンを携帯にもするのだから・・・