株主総会ラッシュ

会社は「株主」のもの?「社員」のもの?
というヤフーとインテージの調査結果を意識したわけではないだろうが、昨日、こんな発言をしている孫社長
***「NTTはアナログ時代の会社、いずれは追い抜く」ソフトバンク孫社長***
ライブドアニッポン放送買収問題でも取り沙汰されたが、私の考えでは会社は株主のものであり、社員のものであり、お客様のものでもあり、社会のものでもある」と孫社長。「一見相反するような答えだが、社員を大事にしなければ業績は上がらず、株価は下がり、社会に役に立たなければ長期間に渡り利益を生み出すことはできない。株主利益を物差しにしてみると、必ずしも相反するものではない」という。
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うーん、この頃、めっきり大人の発言が多いですね。強気な部分は変わらないような気もするが。
ソフトバンク株主総会、携帯電話事業や光ファイバへの質問相次ぐ

一方、イーアクセスは「らしい」発言が続いています。
「イー・アクセスが導入するのは毒薬ではなくビタミン剤」と千本倖生CEO
「イコールフッティングでは孫さんと同意見」,携帯参入でイー・アクセス千本CEO
この記事では
千本CEOは「NTTドコモボーダフォンに対してひそかに(網の部分開放の)アプローチをしている」と述べた。
という一文だったのですが、さすがにMobile に強いIT Mediaには
ドコモがローミングしてくれるならありがたい――イー・アクセス
もっと本音ベースでしたね。

そんなやんちゃな日本企業とは一線を画しているかのような企業はソニー。今朝の日経産業新聞にはかなりこまごまと書いてありましたが、さわりをオンラインで。
ストリンガー体制が発足、ソニーが株主総会
出井氏、自らの経営責任に言及 ソニー株主総会で
ソニー新CEO、「女王の助言」を受ける
ソニーはグローバル・カンパニーなので、株主のかなりの割合が外国人。言葉は慎重に、ですか。