ケータイの10年。

今週は、
どこよりも「家電メーカー」として面白かったApple−−CES&Macworld総括
が出した
アップルの「iPhone」は既存の携帯電話キャリアにとって脅威となるか?
というニュースが結構話題でしたね。
私としては
からっぽのブルース
というIT Mediaの編集部が書いているblogと同じ気持ちですね。
「確かに、iPhoneはすばらしく物欲を刺激してくれますが、日本では当分利用できないという枷がその刺激をやわらかく包み込んでいる気がします。」

てな話で、昨日はこのブログのアップもする気になれなかったんだ・・・とさっきログインして気がつきましたね。あら、昨日のブログが無い・・・そりゃそうだ、書いていなかったんだから。

さて、iPhone (「iPhoneはうちのもの」、早くもシスコがアップルを提訴という話なので、いつまでこの名称が続くのかは別として) を
からっぽのブルース
に書かれているように、ソフトバンクがこれを出せれば
依然auが好調、ドコモもかろうじて純増──12月契約者数
というような、月例の数字は一挙にひっくり返るでしょうね。
ソフトバンクユーザー向けクレジットカードが登場
てなことしなくても。

もちろん、セゾンカードがポイントを稼ぐために有効なのは、以前にセゾンカードの関係者から「そりゃ、United 航空と提携しているセゾンカードの使いっぷりは他の提携カードとかなり違いますよ」という話からも知っていますけど、今朝の日経産業新聞に出ていたように、ソフトバンクがケータイ以上のサービスにも使えるようにするまではあまり効果はないのかも。どっちにしても、野球やYahoo! BBに縁の無い私には関係ないかな・・・

さて、
依然auが好調、ドコモもかろうじて純増──12月契約者数
の中になかなか面白い数字が書かれています。

この10年の数字の推移なのですが、ケータイは
1996年12月末 1816万8000
2006年12月末 9493万5900
と、とんでもない伸び。
一方、PHS
1996年12月末 493万6000
2006年12月末 488万9900
と微減? でも、最近で32万2300としう伸びがあってのこと。Willcom頑張っていますよね。
早々と脱落宣言をしたNTT DoCoMoの皆さんは、Willcomほど魅力的な端末を出すことが出来なかったってことですかね・・・

年表で振り返るブロードバンドの歴史
なぞ見ながら、ちょっと遠い目をしちゃいますね。

さて、ケータイでもうひとつ面白い記事を見つけました。
あえて“圏外”を作る「NHKホールの携帯電話抑止装置」
今度、コンサートホールに行った時に探してみよう。