「実はここにも 総務省」

これは別にエープリルフールだから、というわけではなく、本日発表された総務省のキャッチコピーです。まじ?

さて、そんな総務省を巡る話題をいくつか。
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日本の携帯料金高すぎる 米通信報告、値下げ促す
 【ワシントン31日共同】米通商代表部(USTR)は31日、世界各国の電気通信分野に関する年次報告書を発表、日本についてはNTTドコモの携帯電話料金を「過度に高い」と批判し、適切な料金設定のため総務省が「さらに積極的な役割」を果たすよう促した。
 報告書は同時に、携帯電話向けの周波数割り当てで、ドコモなど既存事業者よりも新規参入業者を優先するよう求めるとともに、ほかの通信会社がNTTの回線を借りる際の接続料を引き下げるよう重ねて要請した。
 今年の報告書は携帯電話料金や他国の免許料金など5項目に焦点を当てており、携帯料金の高さでは日本のほかドイツ、メキシコ、ペルー、スイスに強く是正を迫った。
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これに対して総務省は何と答えるのでしょうか。まあ、最近は定額制度の導入も相次いでいるので、既に努力している、とか言っちゃうのでしょうかね。

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総務省,NTT東西とNTTの2005年度事業計画を認可
 総務省は2005年3月31日,NTT東西地域会社とNTT(持ち株会社)が3月1日に認可申請した「2005年度事業計画」を認可したと発表した。NTT東西が申請した事業計画について総務省は,「各サービスの提供計画は近年の需要動向を反映しており,設備投資計画でも経営効率化を配慮している」と評価した。またNTTの事業計画については,「2004年11月に公表したグループ中期経営戦略に沿って,基礎研究を推進しながら効率的な設備投資を実現する計画になっている」と判断して,それぞれ認可した。
 NTT東西は今回の2005年度事業計画で,加入電話ユーザーが2005年度末までに合わせて417万件減少すると予測した。一方,FTTH(ファイバー・ツー・ザ・ホーム)サービス「Bフレッツ」については,両社合計で180万件の新規加入者を獲得する目標を立てていた(3月31日発表)。
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さて、NTTの見通しのようにFTTHは進むのでしょうか? ITPro も鋭い突っ込みをする記者が配置変えになったので、これからどんな突っ込んだニュースを届けてくれるのか・・・ 発表だけを掲載するならどこでもできますからね。

発表という立場を面白く見せているのが本日のイソプレス うぉっち。もちろん四月一日のお遊びです。孫さんとホリエモンの写真であんな遊びをして大丈夫なのでしょうか? でもアクセスエラーがあちこち発生しているのは笑えませんな〜。

発表に対して慎重なのは日本文化なのかな〜と思ったのは、昨日のJ-Wave Good Morning Tokyoの中でインタビューの答えていた TiVoの担当者。(残念ながらこのインタビューのアーカイブは本日付の番組内の変更で探すことができませんでしたが)
その担当者は以前上智大学に留学していたとかで流暢な日本語。そして日本進出の時期についてもかなり慎重に言葉を選んでおりました。米国では言いっぱなし的なことであってもいいのかもしれませんが、日本では多分パートナー関係とかで面倒を避けるためなのでしょうね。CM飛ばしの話などなかなか面白いビジネスモデルを提案していましたが、大手の広告会社や一筋縄ではいかない民放とやらねばならないのですから大変でしょう。

さて、昨日、東京は桜の開花宣言ゴールデンウィークも間近。まだ予定が立っていない私は、日経産業新聞に書かれているような行動パターンになるのでしょうか・・・うーん、前半ダラダラ、後半近場、というのは面白くないかな。
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