電波が届かないところに逃亡できない私

AT&T,光ファイバ・ケーブル切断の犯人情報に25万ドルの懸賞金
という記事を見つけました。
これは
シリコンバレーが「オフライン」に――光ケーブルを故意に切断される
という米国時間4月9日に起きた事件のフォローなのですが、タイであんな暴動が起きる昨今なのですが、あのピンクパンサーの一味が潜伏していたという日本ではピンとこないかも。

全米国民へブロードバンド、普及を目指してFCCが計画立案
というアメリカにしても
Australia Unveils $31B FTTP Plan
というオーストラリアにしても、監視の目が全てに届くとは限らないものね。

まあ、でも、日本でも道路工事をしていてNTTのファイバを切ったとか、NTTが別工事の途中で切断したとかという話は結構あるのです。あまり取りざたされないだけでね。
でも日本では、悪意ではなく、事故だという話。でも諸外国では、どちらかというと悪意でもなければ切断されないという感じなのでしょうかね。

ちょっと話は変わりますが、先日、ある会合で「中国は北京オリンピックを契機としてIP化が進んで・・・」という話をしていたおえらいさんがいました。ちょっと疑問。
だって、私の友人がその北京オリンピック用にメッシュ・ネットワークを提供した企業にいて、でもオリンピック・パラリンピックが終わったらそれは引き揚げたんだもの。どこまで根付いているのかちょっと疑問。まあ、そのメッシュ・ネットワークを提供した企業は中国系だから、事例としては持ち続けるのでしょうけどもね。
そういえば、東京でオリンピックをやるとしたら、あの有明の地に光ファイバを敷設するの? あそこはNTTのファイバ枯渇地域だからいいのかもしれないけど。それともWiMAXかしら・・・