お代官様、もっとネットを楽しみたいのですが。。。

先日も取り上げた話題ですが
娯楽系サイトの訪問者数1位はYouTube、利用時間1位はニコ動
という調査結果。

だからこそ

省庁「ユーチューブ」に熱視線 動画サイトで政策知って!
 動画投稿サイト「ユーチューブ」に公式チャンネルを設ける省庁が相次いでいる。開設は無料なので、コストを抑えつつ国の施策を紹介できるのが最大のメリットだ。役所特有のお堅い動画も少なくないが、職員の生の声を伝えたり著名人を登場させたりと工夫も伺える。普段はなかなか情報を届けにくい若者に関心を持ってもらおうと各省が知恵を絞っている。
 「裁判員になると、お代官様と一緒に…」「裁判官でしょ!」――。ユーチューブの法務省チャンネルに2月、お笑いコンビ「ナイツ」が漫才で裁判員制度を解説する動画が登場。昨冬のイベント用に制作したものの再利用だが、約2カ月で視聴回数が15万回以上に上るほどの“大ヒット”となった。ほかに法律相談や被害者支援などを行う日本司法支援センター(法テラス)のCMなど9つの動画を配信する。
[2009年4月10日/日本経済新聞 朝刊]

てな動きも出るのでしょうね。

でも
フジテレビ、4月スタートのドラマ2本を動画で"見逃し配信"
という試みが出てきても、一番視聴率を稼いでいるジャニーズ事務所所属が出ている番組はネット配信できないのであれば、どこまでヒットするやら。

さて、YouTubeがケータイで見られるようになったという話題にも先日触れましたが、その利用が長時間になれば、ネットワークがきつくなる・・・

ということで
EZwebの帯域制限を10月から実施、月間300万パケット以上から
という昨年のKDDIに続き
イー・モバイル、通信品質確保に向けて速度制御など実施
が動きだすようです。

日本でも一部のISPが帯域制御をしていますし、アメリカでもCATVが帯域制御をしています。
でもその分
全米国民へブロードバンド、普及を目指してFCCが計画立案
という政府の動きもありますよね。
Irving: Broadband policy plan won’t impact stimulus spending
を読んでも
日本の行政サービス満足度は世界最低レベル---調査結果を読み解く
という日本政府の「イケてない」のとは、ちょっと違う・・・

まあ、これは今朝、霞が関で聞いた話に関係するのだけれど、それについてはまた今度。