入梅した気分の重さは・・・

どうも気分が乗らなかったので、今日はブログはやめておこうかと思ったのですが
ネット利用者、6割近くが CGM に投稿経験あり――富士通総研
という記事を見つけてしまい、ちょっと検索してしまいました。

動画共有サイトは儲かるかどうかはわからないといわれつつも、こんなコラムもありました。

成長が上方修正された動画広告市場予測――動画広告の発展(1)

この中で気になるのは

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アメリカの動画広告市場は現在ネット広告の4%以下」だが、「2011年までに3倍になる」と言っている。
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という部分。おや? と思って続きを読むと

動画視聴の実態・アメリカ編――動画広告の発展(2)

によれば、アメリカでは

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ネット利用者10人のうち7人以上が動画を見ていて、18歳から24歳の男性は34%が1日1つ以上の動画を見ている。1週間に1つ以上となると8割を超える。18歳から24歳の世代は女性でも6割近くが週に1つ以上の動画を見ている。

Burst Mediaの調査でも、もっとも人気のある動画はニュース・クリップで44.4%が見ている。以下は、音楽(37.5%)、コメディ(35.5%)、映画の予告編や広告(33.7%)、テレビ番組のクリップ(33.1%)、エンターテインメント・ニュース(29.9%)、スポーツ(21.8%)、ハウツー・ビデオ(19.2%)、ユーザー制作のビデオ(15.4%)、政治ビデオ(15.3%)、料理(9.0%)
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という話。動画サイトだと、アニメやグラビアか音楽という日本とは随分違うという話ですかね?

動画の視聴実態・日本編――動画広告の発展(3)

という記事の中にも

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日本では、30歳代で毎日見る人は8.4%しかいない。アメリカのほうが動画視聴が浸透しているように思われる。
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という記述がありますものね。30歳代といえば、男性なら熱狂的なアニメファンが多いのがこの年代だから、そうなのでしょう。
そして

動画の視聴実態・日本編・動画共有サイト――動画広告の発展(4)

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YouTubeの視聴は2006年には急速に伸びたものの、2007年になると利用者一人あたりの平均訪問回数も平均利用時間の伸びも止まった。かわってニコニコ動画が急成長している。昨年8月の時点で、ニコニコ動画は、一人あたりの平均訪問回数でYouTubeの1.7倍、平均利用時間で3.14倍になっている。
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という記事でもその傾向はあきらか・・・うーん、とても昔、30代の男のお財布をどう開かせるか、という研究をISP事業として考えたことがあるのですが、その時点でもやっぱりアニメしかなかったから、あまり状況は変わっていないということ???

でも動画共有といえば、著作権違法の話に戻ってしまうので、アメリカでは
Viacom、Disney、Microsoftなど9社が動画共有サイトのルール提言
という取り決めができて、Veohとか動画共有サイトも賛同しているけれど

2番手争い: 動画共有サイトの場合
には苦戦の様子も書かれているし、やっぱり儲けるのは、今朝、日経産業新聞に出ていた、ケータイを重宝して使っている若くない女性マーケットですかね?