嬉しくない「美人コンテスト」?

この「美人コンテスト」が何を意味するのかは
ソフトバンク陣営「2.5ギガ免許審査の再考を」・総務相に要望書

2.5GHzの割り当ては「WiMAXの2社が望ましい」――ソフトバンク、イー・アクセス陣営が総務大臣らに要望書


「2.5GHz帯免許は公平に審査したのか」――イー・アクセス千本氏


あたりの記事を読んでいる人にはあきらかですが、なぜ「美人コンテスト」? と思って、ちょっとググってみたら
他陣営に協業を持ちかけたが断られた--ソフトバンクの2.5GHz帯獲得戦略
という記事の中に出ていましたね。この記事の中では
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これに対して「美人コンテストはオークションより優れている」というのがソフトバンクの考え方だ。
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と書かれていますが、まさかこの時点でソフトバング陣営が落選するという予測はなかったということでしょうか。
まあ、総務省が考える「美人」という基準を予測できなかったのでしょうか。
うーん、ADSLの発展でも、しばらくはソフトバンクとかイー・アクセスが継子扱いだった過去があるので、総務省の官庁的な選定基準はね・・・

さて、米国では「美人コンテスト」ではなく、やはり「オークション」

異色企業ならんだ米周波数競売・参加266社の顔ぶれは

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連邦通信委員会FCC)は18日、来年1月から始める700MHz(アナログ跡地)無線免許競売の参加企業リストを公開した。
米国は2009年2月、アナログテレビ放送を停止しデジタル放送へと移行する。これにより、UHF放送に使っていた700MHz帯が空き地となる。伝送距離が長く、雨などにも強い同周波数は、100Mbpsを超える3.9世代から第4世代携帯サービスを実現するために欠かせない。地方の通信事業者や新規参入を狙うベンチャーにとっても、希有なチャンスとなっている。
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ということで、お金と政治力の戦いでしょうかね。まあ、でも、アメリカはやはり競争の国、ということでいいのかな。