誰が通信業界のサンタクロース?

今朝のJ-Wave では Black Friday と Cyber Monday のことに触れていた。

アメリカでの感謝祭後の金曜日、Black Fridayは、クリスマス商戦の始まる日だけど、オンラインではその週末が明けた月曜日、Cyber Monday に会社のPCでクリスマス・ギフトの購入を始める人が多い、という話。

でも
ブラックフライデーにサイト遅延で小売り大手に打撃
という記事を読むと、感謝祭にはターキーを食べながら家族団欒というわけではなく、やっぱりネットで買い物している人が多い、という感じですね。

アメリカはCATVによるブロードバンドが普及しているせいか、日本ほどFTTHが発達していないという。
まあ
2007年度国内ブロードバンド契約、FTTHが好調で3,033万に
という国は珍しいのは事実。

そのブロードバンド大国を作った一人である孫さんが中央公論に論文を発表したそうで。
ソフトバンク vs NTT,再燃した光ファイバのバラ貸し論争
という記事に書かれている話は、この Doblog でも取り上げた記事に何回か書かれているのですが、孫さんはそこまでFTTHにこだわっているのかな〜と思ったら、今朝の日経新聞オンラインにはこんな記事・・・
+++++
ソフトバンク、次世代高速無線でドコモ陣営に合流も
 ソフトバンク孫正義社長は26日、日本経済新聞記者に、同社がイー・アクセスなどと組んで免許申請している次世代高速無線について「(競合している)アッカ・ネットワークスとNTTドコモの陣営と合流する用意がある」と述べた。年内に決まる予定の次世代無線の事業者免許では、2つの枠を4陣営が争っており、ドコモと合流することで事業に参加できる可能性を高める狙い。

 孫社長は「我々とアッカ・ドコモ陣営が合併して、KDDI陣営と2つの枠を獲得すればいい。先週、事業モデルが似ているドコモ陣営には合併を打診した」と明らかにした。ウィルコムについては「経営破綻したアイピーモバイルが返上した第三世代携帯電話の周波数を使ってほしい」とした。ウィルコムはその場合、新たな手続きが必要になるためサービス開始が1年以上遅れるとして強硬に反対している。
[2007年11月27日/日本経済新聞 朝刊]
+++++

うーん、孫さんが喜ぶクリスマス・プレゼントは何なんだろう?