ケータイ事業のハロウィンは・・・

株巡り迷走するアイピーモバイル,免許返上リミット直前にお家騒動
と書かれた
アイピーモバイルが自己破産。ワイヤレスサービスへの参入を断念
というニュースがいよいよでましたね。

アイピーモバイルからの2GHz帯の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定の返上について
と正式に総務省でも発表されています。

しかしアイピーモバイルの杉村五男という人も、
以前のエントリー
で書いたけれど、発想はいいのだけど事業性に乏しい・・・これで迷惑こうむった人間はまた Trick かよ (涙) ですかね。うーん、経営破綻したNOVAに通じるところがあると見るのは私だけ?

さて、
アイピーモバイル“後”を考える
に書かれた
シナリオ(3) アイピーモバイルが免許を返上し,総務省が再度事業者の募集をかける
シナリオ(4) アイピーモバイルが免許を返上し,2GHz帯を“更地”にしてTD-CDMA,TD-SCDMA以外の技術方式の導入を検討する
どちらを総務省は出してくるのでしょうか。

ここに書かれている
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これが最も現実的な解であるように思える。ただし,簡単なことではない。総務省総合通信基盤局電波部移動通信課の西潟暢央課長補佐は,「2GHz帯を(2.5GHz帯の)BWA(ブロードバンド・ワイヤレス・アクセス)の補欠にするんじゃないかという話があるが,そう簡単な話ではない。そもそも(アイピーモバイルが取得した2GHz帯の)周波数幅は15MHzしかない。既存のBWAの技術(モバイルWiMAXや次世代PHSなど)には2GHz帯を使うためのプロファイルが入っていない」(関連記事)と説明する。2GHz帯の開設指針に,モバイルWiMAXや次世代PHSを加えるには,再度の技術的な議論・検討が必要となる。時間がかかるのはやむを得ないだろう。
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ということであれば、誰も今日のハロウィンにTrickに悩むのは総務省?・・・という話?

Googleケータイはキャリアを揺るがすか
という話は、どこかのキャリアにとっては Treat かもしれないけれど。