「カスタマーサポートの品格」?

三連休にブログの引越しをしていた話は昨日、書きましたが、それと同時にあちこちのサイトに登録している自分のメールアドレスも変更していました。
簡単に登録情報を変更できるサイト、かなり手間のかかるサイト、色々あります。
一般的にある程度の人数を確保するまではせっせと簡単な登録方法にしておいて、ある程度の規模になり、悪さをするような人間が出てくると
GREE、会員登録時に携帯の認証が必須に
というようにちょっと会員の質を正すような動きが出てきますね。

今年、六本木ヒルズから出ていった有名ポータルサイトはいくつかありますが、そのうちの一社はかなりサポートが大変だ、と言っていました。だってブログと称して、エロ系のサイトを開いたりする不届き者が後を絶たないのですから。
もちろん FC2のように、予め「アダルト」指定があるようなサイトもあります。

ブログの引越しも現在進行中なのですが、Cocologが必ずしも私にとっては使いよくない、ということもありますが、「恋愛」をテーマにして書くと、Ad by Google が出会い系サイトを引っ張ってくる、という部分が一番嫌いですね。

さて、このブログを読んでいる aaa 仲間であれば、とある口コミ旅行サイトのQ&Aコーナーにこんな質問が出ていたら、こりゃ駄目だ! と思いますよね。

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■タイトル:ソウルの旅行 カイド&デートパトナ役 男25 才 出会い
■カテゴリ:ソウル
■緊急度 :今すぐ
■締切日 :2007-12-25 (締切日は変更される場合があります)
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おせっかいが性分の私なので、もちろんこのサイトの問い合わせ先に

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「*****」
に出会い系ではないにせよ、コーナーにそぐわない質問がアップされています。
質問者の登録について、調べてもらった方がいいかもしれません
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とメールしました。
翌日、サポート窓口からお礼のメールが送られてきました。
読み流せばよかったのかもしれませんが、完璧に他の人に送付したメールの
宛名だけを書き換えた返事。なぜなら私の名前ではない部分が含まれていましたから。
当然、あってはならないことなのでクレイムしました。
こんな緩んだカスタマーサポートであれば、個人情報漏洩は近いですからね。

そのクレイムは昨日の夜のこと。
今朝、さっそくそのサポートセンターの統括らしき人からおわびのメールが来ました。
まあ型どおりといえばそうですね。

うーん、カスタマーサポートはなかなか体力も気力も使う割には社内ではポジションを低く見られがちで、担当者が長続きしない、というISPの担当者のコメントを思い出しました。だから、リーダー格のみ社員で、他は派遣社員
こうしたコールセンターは札幌とか沖縄とかに設置されることが多く、そこまで出張で行って異文化のような派遣の教育で、社員の担当者はクタクタ・・・という話も結構身近にあります。

「サポート無しのISPサービスを始めたい」というのは友人の戯言ですが、そんなことができればいいけど、してしまったら大変かも。