スパム対策、どうします?

「PDFスパム」に続いて、「Excelスパム」が流行の兆し
という記事を読んで、「もういいよ〜」と悲鳴をあげた私。
というのも、昨晩から社内 ml に対してかなりのpdfスパムが送付され、社内で誰かがやられた! という話で、全員にセキュリテイチェック指令が出たうちの会社。

これを読んでいる私のセキュリティ関連の友人に笑われちゃうな〜と思いつつ、今のセキュリティチェックのプログラムがグルグルしている。

そのうちの一つの IPアドレスを見てみると

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Search results for: 136.236.33.24

Hewlett-Packard Company HP23 (NET-136-236-0-0-1)
136.236.0.0 - 136.239.255.255
Brisbane City Council BRISBANE (NET-136-236-0-0-2)
136.236.0.0 - 136.236.255.255

# ARIN WHOIS database, last updated 2007-07-22 19:10
# Enter ? for additional hints on searching ARIN's WHOIS database.
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という結果。pdfはドイツの会社の株価に関するものだという記事だったけど、あちこちのボットにあてているんでしょうか?
最近のスパムはかなり手が込んでいて、発信者詐称なんて当たり前だから
「メールヘッダ解析hdpar」で迷惑メールの送信元を突き止めろ
なんてする人は、きちんとそのあたりをわかった人でなくてはね。

でも
スパム---フィルタで自動的に削除
のようなサービスを提供する人、数人と最近話したのだが、皆、結構勉強していないのですよね。びっくりしてしまう。

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有害サイト通報6万件・センター開設1年
 インターネット上の有害サイトなどの通報窓口として昨年6月に開設された「インターネット・ホットラインセンター」(東京)が今年5月までの1年間に受理した通報は6万10件だったことが19日、警察庁のまとめでわかった。うち違法情報は9439件で、18件が検挙された。

 同庁によると、違法情報の内訳は、わいせつ物公然陳列が41.2%で最も多い。以下、口座などの売買が18.2%、携帯電話の違法貸与などが15.4%、児童ポルノ公然陳列が13.4%と続く。
[2007年7月20日/日本経済新聞 朝刊]
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という記事は先週金曜日のオンラインに掲載されていたものだけど、日本ではやはりエロ系スパムが多くて、それはハニーでもぶら下げてみればすぐにひっかかりますよ、なんて話をしたら、ふーんという顔をされました。いやいや、それは違うでしょう!! 
私はその道のプロではないけれど、記事を読んだり、友人の話を聞いたりすれば、そのくらいのこと、わかるって。

だいたい、Googleのメールサービス、Gmailを使ってそのスパム対策精度を見るなんて当たり前ではないの?