NTTの通信事業者度


          1. NTT社長「非通信、早期に1兆円台」
             NTTの三浦惺社長は2日、日本経済新聞記者と会い、非通信関連事業を早期に現在の約1.4倍の1兆円程度まで拡大する方針を明らかにした。研究所の成果を事業化する知的財産ビジネスや不動産事業の育成が柱。通信の競争激化を受け連結売上高は10兆円台で減少傾向にあり、新分野の売り上げを全体の1割近くまで高める。今年度に商用化する次世代ネットワーク(NGN)は「品質や安全性を最優先する」と述べた。

             6月28日に就任した三浦社長は「グループ全体の成長を考えると、非通信事業の拡大がカギになる」と強調。研究所の研究開発成果を事業化する子会社の体制強化などで、知財ビジネスに積極的に取り組む考えを明らかにした。グループで抱える遊休不動産の活用も加速。一連の取り組みで現行7000億円程度の非通信売上高を早期に1兆円の大台に乗せる。
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            という記事が今朝、日経オンランイの掲載されていました。

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            NTTグループ、公衆無線LAN無料サービス
             NTTグループはカフェや駅などでネットに接続できる公衆無線LAN(構内情報通信網)の無料サービスを7月上旬に始める。無線LAN対応のパソコンは普及しているものの、外出先で利用する消費者は一部に限られている。機能や接続時間を制限した無料サービスでまず利用者を拡大し、グループ各社の有料サービスに誘導する狙い。
             NTTグループの無線LAN接続エリアは全国2100カ所以上。うちサントリー子会社が運営するカフェ「プロント」の店舗や京浜急行電鉄の駅など約200カ所で無料サービスを開始、スポーツニュースや天気予報を配信する特設サイトに常時接続できる。名前やメールアドレスを入力すれば、期間限定で1日10分間、一般サイトへの接続も可能。

            [2007年7月2日/日本経済新聞 朝刊]
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            という動きや
            NTT Comグループにおけるコンシューマ向けWebサービスのID連携の開始について- OCN会員の利便性および「goo」の利用機会拡大に向けて -
            という動きは、その一端なのでしょうか?

            NTT社長会見、光アクセス3,000万達成は「厳しい数値だが不可能ではない」
            という発言や
            WiMAX 可能性検討 NTT新社長・三浦惺氏に聞く
            という発言もあわせて、アナリストはどう思うのでしょうね?

            まあ、どっちにしても
            カナダの通信大手 BCE を投資連合が485億ドルで買収へ
            のように、NTTを買える投資会社があるとは思えないから、株価の上下はどの程度、危機感を持って見られているのでしょう。

            さて、
            NTTコムとレゾナント、IDを相互利用可能に
            の話題に戻ると、私は goo は有料会員。
            OCNは
            フォトフレンド
            を無料使用しているだけ。珍しいパターンだと、gooの関係者から言われたことがあります。

            フォトフレンドは、無料会員はかなり容量が少ないから遊べない・・・と担当者に言ったことがあります。
            じゃあ、月額315円(税込)の cocoaギガストレージに入ってくださいよ・・といわれたが、
            このcocoaの前身の ShareStageに有料加入していて、サービス停止されたことがあるので、なかなか首を縦にふることができない。

            ものすごく写真が好きというほどではないのですが
            MS、写真共有サービスとオンラインストレージを提供
            とか
            Google、モバイル版写真共有サービス立ち上げ
            という記事が気になる程度に、写真で遊びたい人間なのです。

            さて、どんな使い勝手になるのか、どちらからもまだメールが来ていないから、何とも判断がつかないですね。
            報道発表をして、ユーザ告知が後回し、というのはNTTの体質かしら?