わがままで飽きっぽい消費者が考えるマーケティング?

自宅はADSL環境のまま、はや3年半。アップロードの必要性が写真のアップロード以外にはないし、古いマンションなので、Ethernet接続サービスは望めないから。

ということで、旅行の時の写真をサイトにアップする準備のために昨晩も夜遅くまでPCに向かっていた。それなのに、というかだからこそ、というか
ソニーがサイバーショット「DSC-W35」を発表、入門機でもブレに強い高感度
というような記事を思わずチェックしてしまう・・・

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画像管理ソフトウェアは、Windows向けの「Picture motion Browser」。別売りのGPSユニットと連動して衛星から位置情報を取得、撮影した写真を世界地図上に表示するといった楽しみ方ができる。
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というのであれば、機内で撮影した写真にもその位置がマッピングできるのかな〜なんて思ってしまいます。

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NTT、映像配信事業をNTTコムに集約
 NTTは光ファイバーなどブロードバンド(高速大容量)回線を使ってビデオ配信や多チャンネル放送を流す映像配信サービス事業をNTTコミュニケーションズ(NTTコム)に集約する。事業運営の一元化でコスト削減やコンテンツ(情報の内容)調達力の向上を狙う。映像事業を強化することで、グループの経営戦略の柱である光回線の拡販につなげたい考えだ。

 3月にもNTT西日本が保有する映像配信会社、オン・デマンド・ティービー(東京・渋谷)の株式(発行済み株式数の50.85%)をNTTコムに譲渡する。昨年8月にはNTT東日本傘下だったネット接続のぷららネットワークス(東京・豊島)をNTTコムに移管している。NTT東西がそれぞれの傘下企業で運営していた映像配信事業と、従来からNTTコムが手掛けていた同事業「OCNシアター」の3つを一体的に運営する。
[2007年2月15日/日本経済新聞 朝刊]

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という今朝のオンライン・ニュースは、今までのNTTグループ内の動きを見ていれば、不思議でもなんでもないのですが、そうした映像配信が
光ファイバー加入者の増加「やや寝てきた」・NTT和田社長会見
という鈍化気味のFTTHの流れを変えるものではないとは思いますけどね。

やっぱり、コンテンツ勝負ですから
Viacom、MTVなどのコンテンツをネットユーザーに開放へ
ということの方がプッシュ材料だと思いますけどね。
まあ、バイアコムYouTubeに削除依頼を出して、こうした動きをして、自分のサイトに集客をして、広告モデルを推進しようという話ですから、いいのでしょうが。それほどのマーケティング能力をNTT Comが持っているかどうかが問題でしょうね :-P

孫社長の「思いつき」が変えるケータイ業界・1機種20色の舞台裏
というコラムの中に
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ある端末メーカー幹部は、これまでの「電話屋が考える技術ありきの発想」から、「マーケティング的な発想」にケータイ業界が変わりつつあることを、ソフトバンクの登場によって思い知らされた、と肩を落とした。
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という一文がありますが、今後のキャリアは考えるべき点でしょう。

ブログやSNSの本音をマーケティングに生かす〈新技術〉
という技術は、テキストマイニングWeb2.0向けにしたもので新しいのかもしれませんが、コンシューマ市場では、マーケティング手法としては目新しいものではないですかね。

でもなんでもかんでも
「W52T」開発者インタビュー “家族丸ごと東芝”を目指す、auの全部入り「W52T」
というのは、本当に今の日本人向けなのか? という気もしますけどね。

というのも、その昔は、あっちの名所もこっちのおいしいものも含めたパッケージツアーが人気だったのですが、趣味の多様化というか、ネットなどの情報供給によりシンプルな基本に自分の趣味を追加する、という形態の旅行がそろそろ主流になりつつあるこの世の中。
今朝の日経産業新聞でもなかなか評判が良かったVAIOはカスタマイズが可能なPC。ケータイもそろそろ考えられないのでしょうかね・・・