脆弱なネット大国?

海の向こうの“セキュリティ”
という連載が、Internet Watchに掲載されています。

今回は
第4回:「人は誰からのメールにひっかかりやすいか」米大学の実験論文 ほか
という「苦笑」が多い記事ですね。(まあ、書いているライターの癖でしょうか。ねぇ、山賀さん・・・)

さて、本題は、「知り合いからのメール」にひっかかりやすい、という部分です。(異性からのメールに弱い、という部分もありますね〜)

ある仲間内でグルグルとメールを投げ合うことがあるのですが、その中でちょっといたずらをする人がいます。差出人をきちんとみればいいのですが、つい本文だけ見て、ひっかかる、というおっちょこちょいもいます。

そのあたりがスパマーの手口にそのまま生かされている、ということはよくわかります。
そんなスパムを大量に送っていたエロ系業者が摘発されましたね。
中国経由で54億通の迷惑メール、出会い系サイト社長ら逮捕

私のケータイにも届いていた中国発なのかな〜と思うと、少しはスパムが減るのかと思うのですが、この頃多いのは
画像スパムが1年で急増、スパム全体の65%までに
で、ほとんどは英文。でも差出人が様々だからボット化しているのでしょうね。
そんな状態なので
2007年は「公道の歩き方」を伝えたい――IPAセキュリティセンター
とか
迷惑メールの一大原因「bot」、国家プロジェクトで撃退へ
という動き・・・
ブロードバンド大国の日本は、簡単に「脆弱なネット大国」日本になってほしくないですからね。