まだ騒ぎは収まらず・・・

MNP受け付け停止、主因は家族割引──ソフトバンク孫社長
という説明にも
ソフトバンクモバイル、「0円」テレビCMを改定──今週末にも差し替え
という対応にも様々な反応があり

これでは「信用ゼロ」となりかねない・ソフトバンク、手痛い誤算

と書かれちゃうと、かなりソフトバンクは悪者に見えちゃってユーザがガンガン逃げているイメージですが、

「番号ポータビリティ」開始から1週間、お店の状況は? ビックカメラ有楽町店に聞く
とか
MNP後の端末販売シェア、auとソフトバンクが増加──ドコモは5%減
とかを読むと、ユーザの方が冷静かな、と思います。

まあ、
通信ビジネスは拙速であるべきか
というコラムを読むと、いやいや、日本の通信ビジネスが駄目駄目と決め付けないで、という気持ちにもなりますね。

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高速ネットの資金負担、公平性など検討・総務省が懇談会
 総務省は31日、高速インターネット利用の資金負担について、通信事業者や映像配信業者などと新たなルール作りを進めるため「ネットワークの中立性に関する懇談会」を立ち上げると正式発表した。データ量が多い映像をネットで配信するサービスが普及し、通信網の一部で速度が遅くなる現象が起きているため、公平な資金負担の在り方などを議論する。

 懇談会は11月15日に初会合を開き、2007年7月をメドに報告書をまとめる。NTTやネット検索大手のグーグル、無料動画配信サービスを手掛けるUSENなどが参加する。映像配信に伴うデータ量の急増で通信事業者は回線拡充の投資を迫られており、映像配信業者に資金負担を求める案を検討する。
 映像配信業者から「一部の通信事業者が回線接続に制限をかけている可能性がある」との指摘がある点にも対応し、通信事業者が一方的に回線を制限できなくする仕組み作りにも着手する。
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という昨日の日経オンライン記事を読むにつけ、ユーザがほしいものと、通信事業者が提供しているものと、裏事情って複雑に違うな〜という気持ちになりますね。

先日「予想外」のトラフィックに耐えられるか? という私のエントリーに
「光電話に関しては守秘にかかわることなので何も書けませんが、
NGNに関しては現行の光電話とは異なるとだけ申し上げておきます。」
というコメントを頂きましたが、日経コミュニケーションの記事等を読んでいて、どこまで「ユーザ視線」が活かされるネットワークを作ろうとしているのかな〜という気持ちがあります。

NTT東西、「Lモード」の新規受付を11月末で終了。サービス終了も検討
というニュースを読んだ時、やっぱりね、と思うのと同じ気持ちです。