「桶狭間の戦い」で返り討ち・・・

昨日、
au、MNPを使った転入ユーザーが10万人突破
という小野寺さんの笑顔が浮かぶようなニュースの一方
【続報】ソフトバンクのシステム障害,MNPの転出処理が原因
というニュース。

なお,KDDIMNP開始1週間で8万純増,ドコモは29日時点で6万純減であることを公表しており,ソフトバンクモバイルはおおよそ2万の純減と推定できる


おや?
MNP開始直後の意識調査、「予想外割」は55%が「魅力を感じた」
という調査結果だけを見ると、先週の「ガイアの夜明け」で、今回の発表を「桶狭間の戦い」つまり奇襲で勝つ、という自信を覗かせていたソフトバンクですが、このトラブル続きで
ソフトバンクが携帯電話契約システムを見直し、処理能力を2倍に
という元マイクロソフトの役員さんに続いて
「良かれと思ってやったが・・・」ソフトバンク孫社長・会見詳報
という、再び孫さんの苦しい弁明。でもちゃっかり

MNPの受付を停止した原因について説明するとともに、割高になると指摘されていた他社への発信を「30秒21円」に値下げする料金見直しも合わせて発表した。

という会見。うーん、対応の早さというか、その場限りというか、てなコメントが日経コミュニケーションの特設サイトにも書かれていましたね。

さて、本気でソフトバンクの機種変更をしようと思っていた私には朗報?
というのも
ソフトバンクモバイル、MNP受付停止のお詫びと今後の対応を公表
の中に

同社では、5日間の機種変更などの登録業務停止に伴い、11月中に機種変更するとお詫びとして500円分のポイントを提供するという。

という一文あり。

でも、
「ソフトバンクは安くない」ドコモが比較広告へ・番号継続バトル続く
とか
「200円安い」は基本使用料だけ──実は割高なオレンジプランとブループラン

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公取委が「通話0円、メール0円」宣伝で事情聞く (読売新聞)
 ソフトバンクモバイルが導入した新料金で、「通話0円、メール0円」などと宣伝していることについて、景品表示法の「不当表示」に当たるかどうか見極めるため、公正取引委員会が同社から説明を聞いたことが31日、明らかになった。

 新料金は、条件によっては無料にならない場合もある。公取委は、無料にならないケースが明確に表示されていない可能性もあると見て、慎重に調べる方針だ。
 「来年1月15日までに契約すれば月額9600円の基本料金を7割引きの2880円に値下げする」としている点についても説明を求めた。公取委は、ソフトバンクが仮に1月15日より後も割引を続けた場合には、景品表示法で禁止する「不当な二重価格表示」に該当する可能性があると見ている模様だ。
[ 2006年10月31日11時31分 ]
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という記事もアップしたので、気をつけなきゃ。

それで
au も参入検討〜エムレポート、「スマート・フォンの最新動向」発売
というauの動きをウォッチかな?