ケータイは本当に儲かる?

今朝のJ-WaveのGood Morning Tokyo でも話題になっていたニュース

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固定電話の全国網維持費、全利用者が一律負担――携帯にも転嫁
 NTTやKDDIなど主要通信会社は全国一律で固定電話を利用できるサービスを維持するため、過疎地などでの事業の赤字分をすべての電話利用者に負担してもらう方向で検討に入った。来年1月から携帯電話を含む電話利用者に対して一律で一電話番号当たり月額7円の支払いを求める考え。電話料金の実質的な値上げとなるため、消費者の反発も予想されそうだ。
 固定電話市場は携帯電話の普及などで縮小傾向にあり、山間部や離島などでは採算が合わなくなっている。このため総務省は2002年に全国網を維持するNTT東西地域会社の赤字を補てんする「ユニバーサルサービス交付金制度」を創設。携帯電話を含む主要な通信事業者が負担することになったが、具体的な金額や負担方法などは決まっていなかった。
[2006年9月14日/日本経済新聞 朝刊]
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ケータイしか持っていない人も増えつつありますからね。まあ月7円ですむのだから、あまり目くじらを立てることもないかもしれません。

でもケータイ事業者は
「iPod nano+705SH」のセットパッケージ登場──ボーダフォン
とか
KDDI、MNPに向け海外旅行などが当たるキャンペーンを実施
をするほどお金を儲けているわけですから、事業者から取れば! という人もいるかもしれませんね〜。

ところで、NTT DoCoMoMNPってこんなキャンペーンをしないのでしょうか。

おサイフケータイ利用経験者の8割がコンビニでの支払いに使用
という部分があるから、ある意味、安心しているのでしょうか。

まあ、NTTグループはある意味、今は大わらわなのでしょうかね。

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NTTに全通信網開放を強く要請――総務省
 総務省は13日、NTTに通信網開放を迫る新たな競争促進策を固めた。高速インターネットと携帯電話が通信の主流となった今の時代にあわせ、すべての通信網を他の事業者に公平に貸し出すことを求める内容だ。ただ、この競争促進策にはNTTの反発も予想され、具体化に向けて曲折もありそうだ。
 総務省の「IP化の進展に対応した競争ルール懇談会」(座長・林敏彦放送大学教授)は13日、NTTが持つ光ファイバーや携帯電話、IP(インターネット・プロトコル)網など主要な通信網を他の通信事業者に開放するよう要請する報告書をまとめた。NTTと他事業者の競争条件を同一にし、超高速ネットや携帯電話でも値下げや新サービスの誕生を目指す。
[2006年9月14日/日本経済新聞 朝刊]
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という話が出ていたりしますから。それともCMというイメージ戦略だけで乗り切るのかな・・・NTT法ってどこまでキャンペーンが許可されるんだろう・・・