ニコニコの合弁発表はどこまで続く?


今朝の日経産業新聞
香港最大手電信キャリアPCCW、通信メディア部門を売却へ
に関する記事がまた出ていた。各国の投資ファンドが興味を示しているが、中国の通信事業者のご機嫌を損ねることもできないので、合弁会社の設立なり、を考えているような様子も伺える。

さて、そんな合弁会社の設立が発表された。

KDDIとBT、ITフルアウトソーシングサービスの提供で合弁会社設立

どこまでできるのかな?

実はこの手の話にかかわっている友人がいて「ねぇ、こうした合弁会社ってどう思う?」と質問された。その時の私の答えは「まあ、担当者とコミュニケーションでしょうね。きちんと何をするか、という目的意識が共有されてチームワークが組めれば文化の差は乗り越えられるかも・・・」

実際、

NTTグループのネット関連事業、NTTコムに集約
 NTTは8月にもグループ内のインターネット関連事業をNTTコミュニケーションズに集約する。ネット関連事業をNTTコムが一元管理し、IP(インターネット・プロトコル)技術を使った固定通信事業をNTT東西が手掛けるという「中期経営戦略」の一環。NTT法の枠内でグループ経営の最適化を目指す。
 まずNTT持ち株の全額出資子会社でポータル(玄関)サイト「goo」を運営するNTTレゾナント(東京・千代田)を、8月をメドに株式交換でNTTコムの全額出資子会社とする。26日付でNTTコムの和才博美社長がレゾナント社長を兼務する人事を決め、統合前に両社の融合を進める。
[2006年6月27日/日本経済新聞 朝刊]

という動きの渦中にいるNTT Comの人が、NTTグループの他の会社との文化の差を嘆いていたもの。
さて、「今度の上司はフランス人」とか他人事ではない会社の方々はどうなのでしょうね。