やっぱり便利に使える、ということがネットでも大事ってことで・・・

昨日、日本のe-Japanって本当? という気持ちでエントリーを書いたのですが、同じ気持ちを持つ専門家の記事を見つけました。

お寒い オンライン手続き 税申請1件に経費4万円

やっぱり私が斜めに見ているだけではないのよね〜。

さて、何かと取り上げている総務省の話題ですが、平成18年5月9日に開催された

○通信・放送の在り方に関する懇談会(第11回)配布資料

では、少し進展があったようで、NHKのチャンネル削減と

「NTTは最低でもアクセス部門の機能分離が必要」,“竹中懇”で合意

という結果が出てきていますね。


NTTのあり方については前回の会合で,4パターンの可能性を提示済み。具体的には,(1)現状のまま,持ち株会社の傘下に事業会社を置く形,(2)NTTの中でも特に独占性の強いアクセス部門を,英BTのように機能分離する形。この場合,会計分離だけではなく,人事交流や統一ブランドの使用も禁止する,(3)公開ヒアリングなどでソフトバンクが主張した,NTTのアクセス部門を組織分離する形,(4)NTTの持ち株会社を廃止し,NTTの事業部門ごとに完全に資本分離する形−−である。

 懇談会終了後,会見に臨んだ座長の松原聡東洋大学教授は,「(1)の現状のままというのはない。最低でも(2)のアクセス部門を機能分離することで合意した」と発言。さらに次回会合で,「機能分離の方法として,(3)の構造分離や(4)の資本分離まで踏み込むべきかどうかを議論する」ことを明らかにした。


まあ、でも時間がかかるのかな・・・

NTT東日本、Bフレッツの契約者数が4月末で200万件を突破

と光街道まっしぐら (今朝、タクシーのルーフ広告でBフレッツの文字を見た時は、うーん、他社はそこまでできないよね・・・と思いましたから) という感じですし、NTT東西とNTTコムのすみわけもこれからでしょ?

さて、他の通信事業者の動きに目を転じてみると

IIJの2005年度決算、専用線接続サービスが回復の兆しか

IIJ、2006年3月期の業績を発表――システムインテグレーション分野が好調


セキュリティーや迷惑メール対策などの付加価値サービスが好調だったという。インターネット接続サービス自体は帯域あたりの単価が下がっており、通期での売り上げは減少した。また同社関連会社の(株)アジア・インターネット・ホールディングを吸収合併したことによる影響で、専用線サービスの売り上げ高も減少している。ただし契約数は前年と比較して伸びており、サービス自体は好調だという。


と「これが私の生きる道」という鈴木社長の気合を感じますね。

一方、

「ボーダフォンを買って良かった」,ソフトバンクが決算発表

という孫社長は、コンテンツとか色気が多いからどんどんまた拡散しているイメージになってしまうのでしょうか。

さて、ADSLよりも光ばかりがニュースになる日本のブロードバンドですが、アメリカのブロードバンド事情について、ちょっと面白い記事を見つけました。

「どこでも安価に」には程遠い米国ブロードバンド事情

うーん、あまり田舎に行くことがないのでイマイチ実感としてはわからないですね。でも

TiVo、インターネットテレビのBrightcoveと提携

とwebサイトがテレビで見れるようになる、という面白い動きもどんどん出てくるアメリカ。まだまだネタは続きますかね。