「ロンリーハート」

今朝の読売新聞

音楽使用許諾 窓口を集約…テレビ番組ネット配信
業界が自主ルール
 放送済みのテレビ番組をインターネット配信する際に必要な著作権処理を簡単にするために、テレビ局や権利者団体などの協議会がまとめた自主ルールが3日、明らかになった。番組で使っている「音楽」に関する使用の許諾などのうち、演奏家とレコード会社に対する権利処理の作業を、それぞれの業界が設立している権利者団体に集約し、手続きの煩雑さを緩和するのが柱。今夏にも運用が始まる見通しだ。
 現在は音楽の著作権者である作詞・作曲家については、日本音楽著作権協会JASRAC)を窓口として権利処理している。しかし、演奏家やレコード会社に関しては、代表的窓口がなく、過去の番組をネット配信するには、演奏家など全員の許諾を得る手間がかかり、番組配信を妨げているとの指摘がある。
(2006年4月4日 読売新聞)


具体的には

過去の放送番組の二次利用に関する権利処理について確認

に掲載されていた過去の放送番組のブロードバンド・ストリーミング配信に関する権利処理ルールのことでしょうか・・・

こんな動きと現在使いづらいと考えられているけど必要なデジタル放送のコピーワンスを混同するな! というコラムが

著作権法改正の動きとコピーワンス

にありますが、なんだかな〜という気持ちしかしませんね。

自分の好きな音楽や映画を好きなメディアで好きな時に楽しみたい。そのためにお金を払うかどうかはその本人が決めるもの。

NHKのBSデジタルでしか放送されなかった番組を友人と共有したい。でもコピーワンスだし、再放送の見込みはないし、友人はDVD-RAMを再生する機械を持たない。
一人で亡くなった人の映像を見るのはしんどいのだが、今の放送は「共有」を前提としていないのだものね・・・「公共」って何だろう。