アメリカン・アイドル

全米で大人気! 『American Idol』今夜から日本で放送開始!
ということで、1月26日から FOX TVで American Idol のシーズン5が始まりました。

あら、別のブログに掲載すべき話題じゃないの? と突っ込まれそうなのですが、この番組はかなりアメリカのネット事情とも絡まる話なのです。wiki してみると
FOXテレビ
には
アメリカでは特にドラマで放送と制作が明確に分離されているためFOXが放送したとしても権利は製作会社側にある。」
という記述。
そして
アメリカンアイドル
にはその審査方法などがあり、紅白歌合戦などでも使われていたケータイによる投票方法について書かれている。

先週放送された分をまだ完全に見終わっているわけではないのだが、審査員3人の癖がかなり笑える。
もちろん、「歌がうまい」という点は審査基準の最低線。でもルックスとかに関してはかなり評価が分かれるところ。でも国民的なアイドル (ジャニーズ系とかモー娘。とはまったく異なる路線) を育てるのだから、シビアなのは当たり前。
笑えるけど考えさせられる点は、各候補者は良くも悪くも自信満々で出てくる。でも酷評され、泣きながら会場から走り出る。
先週大きな話題というか事件になってしまったホリエモンの姿をダブらせたのは私だけ?
ライブドア事件で前取締役の岡本容疑者が「99.9%発覚することはない」として不正な経理操作を指示した社内メールが判明」というニュースを今朝のJ-Wave Good Morning Tokyo で流していたが、↓はスポニチの記事
岡本容疑者“不正メール”発覚
似たような価値感の中で判断して「99.9%」という評価を信用してしまう怖さかな・・・
ライブドアつまずきの事情は?
あたりの記事は「ノリ」と書いてしまっていますけどね。

さて、J-Wave が流していたニュースでもっと気になる話題はこっち。
「ネット購入が原因?邦楽CDの低迷が続き、音楽ソフト販売7年連続減少。一方ネット経由番組の著作権処理をTV放送並みに簡素化へ」

これは、朝日新聞の記事をベースにしたもののようです。
ネット経由の番組、著作権処理簡素に 法改正を政府提言
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2006年01月30日06時55分
 政府の知的財産戦略本部(本部長・小泉首相)は、高速大容量通信(ブロードバンド)や地上デジタル放送の普及に対応するため、著作権法の抜本改正が必要との提言をまとめた。インターネット経由のテレビ番組提供(IPマルチキャスト放送)について、著作権法上の「有線放送」と位置付け、著作権者との利用許諾手続きをテレビ放送並みに簡素化し、ネット上での流通を容易にするものだ。07年の通常国会までの改正案提出を目指すが、著作権者側との調整がカギになる。
 提言は、来月2日に開かれる同本部のコンテンツ専門調査会(会長・牛尾治朗ウシオ電機会長)の報告書に「競争政策の観点も踏まえ、法改正を含め必要な措置を速やかに講ずる」との表現で盛り込まれる。同本部は6月に決める「知的財産推進計画2006」で詳細な制度設計を図り、法改正を目指す。放送と通信の融合を法制面から後押しするもので、2月に始まる文化審議会文化庁長官の諮問機関)でも審議される見通しだ。
 現在の著作権法では、テレビで番組を流す場合、番組内で使った楽曲は放送後にレコード製作者や歌手に使用料を支払えばよい。一方でネットで番組を提供するには映像について俳優らに改めて許諾を求め、楽曲についても歌手らの事前許諾が必要で、この煩雑さのため利用が進まないとの指摘が出ていた。
 そこで知的財産本部は、ネット経由での番組提供のうち、まずは光ファイバーやADSL(非対称デジタル加入者線)などの通信設備を利用して家庭のテレビに届ける映像提供(IPマルチキャスト放送)について、著作権法上の「有線放送」に含まれると定義し直すことを軸に法改正を提案する。有線放送と同じになれば、レコード製作者らへは事後報告で済むため、地上デジタル放送をネット経由で同時に流すことも可能になる。
 IPマルチキャスト放送はKDDIなど4社が総務省に登録。現在のテレビ放送が2011年に地上デジタル放送に全面的に切り替わるのに合わせ、難視聴地域などでの活用が検討されている。
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そういえば、こんな事件の結果もみつけました
「録画ネット」がサービスを終了、放送局側と和解へ
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録画ネットは、テレビ録画が可能なPCの販売およびハウジングを提供し、ユーザーがインターネットを通じてテレビ番組の録画を可能とするサービス。これに対して、NHKおよび在京民放局5社は、録画ネットが「放送番組の複製・送信サービスにあたる」として、東京地方裁判所にサービス停止を求める仮処分を申請し、サービス提供の是非が司法の場で争われていた。
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ちょっと戻って、邦楽CDの話ですが、これがベースでしょうかね。
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2005年の音楽ソフト販売、11.9%減・邦楽CD低迷
 音楽市場調査のサウンドスキャンジャパン(東京・港)は、2005年に全国のレコード店が販売した音楽CDなどオーディオソフトの販売額が04年比11.9%減の約3609億円になったとの推計をまとめた。100万枚以上売れた大ヒット作品は前年並みにそろったが、市場の約7割を占める邦楽CDの落ち込みが止まらず、7年連続の減少となった。
 アルバムとシングルを合計した邦楽全体の売り上げは約2551億円と前年比で10.8%減少した。洋楽は14.4%減の1057億円。ただクラシックに限ると04年より2.8%増えた。クラシックのベスト盤などのヒットが貢献した。
 サウンドスキャンジャパンが、全国約2700のレコード店の販売額をまとめて推計した。インターネット販売は含まれておらず、同社は店頭での販売額減少について「消費者の音楽購入の手段がネットなどに移行してきているのも大きな要因」と分析している。
[2006年1月30日/日本経済新聞 朝刊]
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これはニュースとして、タイトルが???
結果としてどの程度邦楽が売れたか、という中で店頭売りがどのくらいとか、ネット経由のCD販売がどのくらいとか、iTunesやケータイでの売り上げがどのくらい、まで書くのが筋道ではないのでしょうかね・・・だいたい、レコード店って少なくなっているでしょ?

話はすっかり変わって。

昨日、アップした記事に関連したブログを見つけました。
無料で使える1GBのオンラインアルバム「ウェブリアルバム」
うわー、これを土曜日の朝に読むべきだった・・・私は Biglobeのコンテンツ会員でブログも書いているのに・・・
でもこの頃、もっぱらケータイでしかブログを書かないからサイトのニュースを読まないし、BB Watch のブログもこのところ更新頻度がものすごく低いので、週末は見に行かなくなっているからな・・・

さて、こんな感じで、なかなかSNSは難しい、と実感するこの頃です。

「mixiじゃダメなの?」にどう答える――地域SNSの意味

という記事もうなづく部分あり、ですね。さて、今朝の日経産業新聞の気になる記事は、以下の二つ。
どっちも孫さんのところがどう頑張るか、という部分にかかっているように読めて、思わず先日お会いしたその関連会社の方を思い出してしまいました。
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■ 融合サービス 日本も離陸期、携帯+固定 もろ刃の剣
 携帯電話と固定電話を融合した通信サービス(FMCサービス)が離陸期を迎えようとしている。事業展開の先輩格である英BTグループでは顧客開拓が進んでおり、利用者にも一定のメリットを享受している。ただ、これから個人向けが焦点となる日本の通信各社にとっては競争激化の新たな火種にもなるだけに、新サービスの展開はもろ刃の剣と言えそうだ。

■ <マーケット発>ライブドアショックソフトバンク 身を賭した10年の学習効果
 株式市場でライブドア証券取引法違反事件のとばっちりを受けた代表格はソフトバンク。年初には5000円前後まで上昇していた株価は瞬く間に4000円を割り込んだ。
 それでも同社は「いずれ市場は会社の実像に目を向けてくれる」(幹部)と動じない。ヤフーを始め、潤沢にキャッシュを稼ぎ出す実業をそろえている自信がにじんでいる。
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こんなことを書いていたら Internet Watch が開催する明日のセミナーの reminder が飛んできた。
INTERNET Watch 10周年記念シンポジウム」
ここには孫さんの講演は無いけれど、結構面白い顔ぶれ。だから、明日のブログはお休み予定。

なので、明日、もうちょっと深堀しようかと考えたトピックスをランダムで。

読売新聞、テレビニュース番組をビデオポッドキャスティングで配信開始

「ブログ・セキュリティ」の現状

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以前は週末のアクセスが非常に少なかったのにこの頃、変ですね。
最近このブログの存在を教えた知り合いが過去分を読んでいるのか、それともブログの検索にひっかかってしまうのか・・・