来年のケータイのキーワードは?

ドコモが韓国2位の携帯キャリアに出資との報道

いつもの日経のすっぱ抜きかと思いましたが、事実のようです。
さて、その韓国のKTFはどんなキャリアかというと
韓国キャリア事情〜3キャリアの位置付けは?
にあるように、どちらかというとKDDI auにつながるようなイメージのキャリアなのです。

さて、どうしてそのキャリアに投資するのかというと、いくつか考えられます。
まず、おサイフケータイ

ボーダフォンはおサイフケータイにどう取り組むのか?

あれ、NTT DoCoMoの話でしょ? と突っ込まないで下さい。この記事の中に出てくる「ボーダフォンプロダクト・サービス開発本部の木下直樹氏」という人がいます。
この人は
【モバイル・ビジネス2001】
ライフマネージメントを目指すJ-フォンのモバイルコマース

では「J-フォン東日本 サービス開発本部 プロジェクト推進室 課長 木下直樹氏」でした。
でも
ドコモ、カード決済や口座管理が行なえる「DoCommerce」
では「エマージングビジネス部 モバイルEC推進室の木下 直樹担当部長」?
同一人物なのかたまたま同じ名前で同一職種の方なのか、それはまあ・・・

でもこの人物が二つの会社に持ち込んだ韓国でのおサイフ ケータイの実例はかなりその後の日本での発展に寄与したことは間違いないでしょう。

さてもうひとつのキーワードはWiBroかも。
WiBroが国際標準として採択
というニュースはまだ信じていないのですが
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Samsung電子は来年から韓国でWiBroの商用サービスを開始する予定であるKTに対し、WiBro装備および端末を供給する予定だ。対応端末は現在のところ携帯電話型の「SPH-H1000」と、スマートフォン型の「SPH-M8000」の2つがあり、11月に釜山市で開催されたAPEC IT展示会の会場で一般公開されている。またこの時に同社は時速100Kmで移動する車の中でも途切れることなくWiBroサービスを提供することにも成功しているという。

Samsung電子の視線は早くから海外にも向けられていた。これまでにも英国のBT、日本のKDDI、米国のSprint Nextel、ブラジルのABRILグループ、イタリアのTIなど各国の主要な通信会社に対しWiBroの試験装備を輸出している。また「WiBro世界化元年」のスローガンを掲げている来年には「10カ国以上にSamsungのWiBroを進出させることができるだろう」(Samsung電子)と、より積極的な展開を予想する。

来年2月には、イタリアのトリノで開催される冬季オリンピック期間に、WiBroの試験サービスを提供する予定もある。APECやオリンピックなど、世界的に注目の集まるイベント会場でWiBroの試演を行うことで同社は、WiBroの国際的な認知度を高めたい考えだ。
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という動きは十分、気になりますから。