広告会社の次の一手は?

昨日の続きのような話題ですが
電通と民放5社、ネット映像配信会社の設立を検討--無料放送も予定
という話で、電通はそっけないプレスリリースを出し、各局はこれと言った計画が無い、というのが現状のようですね。でも
電通+民放5社と楽天とはまだ互角(29日朝加筆修正)
という突っ込み記事もアップしてなかなか面白い。

さて、そんな日本をあてこすったわけではないのでしょうが、こんなコラムを見つけました。
「IPTVに手を出すな」--ブロードバンド後進国の政治家たちへ

日本はブロードバンド先進国ですが、そのコンテンツとなると「著作権団体」なる塊が・・・なので、ちょっと眉がぴくっとする感じですね。

さて、そんなコメントを出す米国でまたも次の動き。
TiVoはCM視聴を「ひっくり返す」か?
TiVoは複数の大手広告代理店と提携し、同社のユーザーに特定の話題に関するCMを検索できるシステムを提供すると発表し、それに対する見方ですが、まあやってみなければ・・・でしょうね。

今朝の日経産業新聞に元アスキーマイクロソフト西さんのインタビューの中で「マイクロソフトは白人ばかりだから発想も画一的。その点、Googleはいろいろな民族の集まりだから様々な発想がサービスとなる」というようなコメントを出していました。
昨日HDDに録画していた北野武vs石原都知事の対談の中でも「とにかくやらせてみる。でないと、独創的なことは何もできない」という趣旨のコメントがありました。そういう意味では、TiVoの動きも面白いですね。
ただ、これに電通がヒントを得るのかどうか・・・担当者のセンスですかね・・・

そういえば GyaOは450万人の登録者となって、12月には新しい広告展開をするとの噂・・・さあてどんな動きになるのやら