韓国は小躍りしているでしょうね

日経の最新ニュース。
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電話やネット活用度、韓国がトップ・日本は3位
 国際電気通信連合(ITU)はこのほど、各国・地域の情報格差デジタルデバイド)を測る指標として開発した「デジタル利用機会指数」を発表した。電話やインターネットの普及度や所得に占める料金の割合などを総合した結果、主要40カ国を対象にしたランキングで韓国が首位。ブロードバンド(高速大容量)通信の普及率で出遅れた日本は3位だった。
 新指数は11の指標について比較できる最新時点の統計を使い、(1)電話やインターネットの料金水準(2)その普及度(3)ブロードバンドの普及度――に分類して加重平均した。
 韓国はインターネット契約者に占めるブロードバンドの割合(100%)、1人当たり所得に占める携帯電話料金の割合(0.2%)などで日本(それぞれ40.6%、1.0%)よりも大きく優位に立っている。(チュニス=市村孝二巳) (09:47)
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この元になったのは、ITU が発表したDOI (Digital Opportunity Index) によるもの。
詳しくは
韓国が情報通信の発展レベル調査で1位に。日本は3位 - ITU発表
で見ると
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今回のDOIの発表で1位の韓国に続いたのは香港、続いて日本と、アジア勢が上位3位を占め、続いて4位にデンマーク、5位にスウェーデン、6位にカナダといった欧米勢が続くという結果となった。そのほかの主要国の結果を見てみると、アメリカは11位、イギリスは13位、ロシアは30位、中国は33位で、40位はインドとなっている。

DOIとは、インターネットの普及率などを始めとした「インフラ普及」、所得に対する通信料金の比率などといった「機会提供」、そしてインターネット利用率といった「活用レベル」の3つの要素をITUが総合的に分析、情報通信の発展レベルを評価する指標だ。

「インフラ普及率」は、100人あたりの携帯電話の加入者数、固定電話およびインターネットの利用世帯比率、そして100人あたりの無線インターネットサービスの加入者数と、パソコンの保有世帯比率などから割り出す。

「機会提供」は、所得に対するインターネットおよび携帯電話の利用料金のほか、携帯電話サービス地域の人口比率を分析し割り出す。

また「活用度」は、100人あたりのインターネット利用者数や、ケーブルを利用してインターネットに接続する有線インターネットの加入者および無線インターネットサービス加入者の中で、ブロードバンドである比率から割り出している。
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まあ、ケータイでもBB率でもやはり韓国はトップですかね・・・二位が香港というのは、母数の問題かも。
まあ、日本のBBが安いのはもう何度も総務省が言っていることだし。

今朝の日経産業新聞では
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■ 「激変 業界勢力図」光ファイバー通信、NTT、東西に対抗勢力
 ブロードバンド(高速大容量)通信の本命とされる光ファイバー市場で、NTTに対抗する動きが強まっている。関東地域ではKDDI東京電力が事業統合などを視野に提携。関西では関西電力系のケイ・オプティコムが値下げなどを相次ぎ打ち出している。光ファイバーはまだ普及の途上で、今後さらに激しい競争が繰り広げられそうだ。
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と取り上げられていたが、NTT東西の動きが気になるところ。最近のNTT Comとの役割分担を受けて、どこまで VoIPを本気でやるのか・・・もう機器調達は動き出したらしい・・・でもNTT Comは今回、どこまで知らされていたのか・・・ そんなNTTグループ内で揉めてる場合ではないのでしょうけどね。