On Demand で映像を見るか、本を読むか

日経や読売新聞の記事の検証、ではないが、朝配信されたニュースに対してお昼に別の発表、ということももう日常茶飯事化してきましたね。

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TBS、「インデックス」と提携へ
楽天提案に対抗姿勢
 楽天から経営統合を提案されているTBSが、携帯電話向け情報配信大手のインデックスと提携し、携帯電話やインターネット向けの番組配信サービスを展開する共同出資会社を設立する方向で交渉していることが、6日明らかになった。
 携帯電話向けにテレビ番組を配信するなど、テレビと携帯、ネットを連動させたサービスを検討している。
 TBSは、楽天との統合を前提とした協議入りを拒否する公算が大きくなっている。三井物産電通カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)などとの提携を決めているが、インデックスとの提携によって、楽天の統合提案に対抗して、独自の戦略を進める姿勢をより明確にする。
 インデックスは6月に、TBSなど在京民放キー局4社のほか、通信衛星(CS)放送のスカイパーフェクト・コミュニケーションズなどを引受先とする第三者割当増資を行い、業務提携を模索してきた。このため、共同出資会社には他局も出資する可能性がある。
(2005年11月7日 読売新聞)
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インデックスとTBSの合弁新会社「機関決定していない」

まあ、まんざらどちらも「火の無いところに煙は・・・」状態ということでしょうか。ただ、TBSに関する楽天の「口撃」が火を吹かなければいいのですが・・・

さて、そんな読売新聞も取り上げていた別の話題が日経BPでも。
米Amazon.comがオンライン書籍販売の新プログラム、「必要なページだけ購入可能」
まあ、このサービスは日本でも可能になるのでしょうか。そうであれば、料理のページをきれいに買いたいですね。家庭用のプリンタも普及していることだし。でも料理の本というのは出版社ではかなりの稼ぎ頭だから、どうでしょうね。日本のカリスマ主婦と呼ばれる人達はすごいのですよ。でも料理本一冊買うより、とりあえず2〜3種類のレシピを買って、作ってみて、味が自分に合うかどうかをチェックする、というのがいいかも。なぜなら、東京あたりで売っているレシピはかなり甘すぎたりしょうゆが多かったりするので。(まあ、とっても料理をする家庭的な女のような台詞かな???)

まあ、それが一般的になれば、最近栄枯衰退が激しい雑誌関係はおちおちしていられない、ということになるのかもしれませんが、ちょっと気になるヘルスケア記事を読むために、日経ヘルスを一冊買わなくて済むというのはいいな。

さて、その他の気になる記事といえば
月額525円でエリアは“面”展開
電柱・PHS設備・自販機を活用〜ライブドア


YOZAN、WiMAXをバックボーンに利用した公衆無線LANサービスを12月に開始

無線LANWiMAXが普及すれば、こうしたOn Demandで雑誌を読むことがもっと広がるでしょうし。ただそうすると、またStarbucksが占領されてしまうかな・・・今でも「仮眠とお勉強はご遠慮ください」という情けないお願いが貼ってあったりするから。しかし、スタバでヘッドフォンをしたまま、というのは違うところにいきなさい、と言いたくなりますね。ということはビデオをケータイや無線LANで楽しむのは別のところで、とお願いせねばでしょうか。でも新宿御苑の桜の木の下で、というのも勘弁してほしいかな。。。
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