おそるおそる vs 本気

今朝の日経産業新聞の見出し。
「いま、ブログが危ない!」
これは、「ネットの闇」というシリーズの第一回目の記事なのですが、goo ブログフィッシング詐欺の疑いを持つサイトが開設されたというもの。私も goo ブログに書いているのですが、ここ一週間投稿をサボっていたので気がつかなかったのか? と思ったのですが、これに関するワーニングはどこにも見つけられませんでした。
ブログの「終わり」と「始まり」
にも書かれていますが、ネット上での「成りすましは非常に容易」という特性がブログの普及により、早くも犯罪の舞台になってしまったということは、残念というか怖いとしかいいようがないですね。

週末、自宅に届いたInternet Magazine の大見出しは、「ネットの脅威と防衛技術」。その中の「スパムもDoSも根本にあるのは発信者の偽称」という記事に書いてあったコメントが「国内のISPがおそるおそる始めているのが Outboudn Port 25 Blocking」。「心理を突いた巧妙な手口にだまされるな」という記事の中には「特に最近の現象を見ていると、愉快犯などというよりも、職業として詐欺を行っている節が見られる。相手は本気で・・・」というコメント。
うーん、
「海賊版DVDもテロリストらの資金源に」--知的所有権捜査班が上院委員会に報告
という記事を読むと、あながち日本のフィッシングサイトで巻き上げたお金がマフィアやテロリストに渡っているかも、という小説のような設定も笑えなくなる。
OZmallに「リネージュII」のアカウント情報を盗むウイルス
というアップデートも出たし・・・

月曜日から暗い話だと、雨も降っているし、気がめいる。
本当は
「TV以外の家電も視野に」So-netのテレビとインターネットの融合戦略
あたりの話を書きたかったのに・・・あぁ、お昼休みが終わる。
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