ものの言い方

皆さん、言葉使いには気をつけましょう、と思わず言ってしまいそうな記事
脱線事故会見巡る不適切発言でおわび…読売・大阪本社
が出ていますが、昨日あたりの通信事業者の決算発表をオンラインでチェックすると、それぞれの癖が出ているようで苦笑してしまいます。

まず、一番興味を引くかなと思わせたのは
ホリエモンに通信会社経営の才能があるなら退いてもいい──売り上げ52%増、純利益4倍の好決算でイー・アクセス会長の千本氏
発言者の癖をよく捉えているかもしれません。同じ会見は
イー・アクセス決算、2004年度は増収増益。2005年度はモバイルに注力 〜国内初の1.7GHz帯におけるW-CDMA実験はソフトバンクではなく我々〜
という言い方もされています。
イー・アクセス、「現預金は1000億円、携帯参入への資金は十分」
イー・アクセス、敵対的買収防止へ「透明な」ポイズンピルを導入
といわれるより、読みたくなりますね。

もう一方のADSLを提供するソフトバンクの決算については、ちょっと前に書いたのですが、絶えずニュースのネタを提供する会社です。今度は
日本テレコムとIDCが7月に合併,ソフトバンクの通信事業を集約
という話。日本テレコムといえば、
おとくラインの開通数は44万,9月までに120万上乗せ目標に
と発表されていますが、さてこのために何人の裏方がキリキリするのかな・・・

おっと大本山を忘れてはいけませんね。
NTTの2005年3月期連結決算,2897億円の減収も純利益は7102億円
具体的には
NTTの2004年度決算、固定市場の縮小と携帯料金の値下げで初の減収減益
ということで、ブロードバンド関係の成績は
NTT、2004年度末のフレッツシリーズ契約者数発表。Bフレッツが1年で倍増
まあ、目標値にはちょっと届かなかったようですが・・・
「中期経営戦略を推進する人事」,NTT東とNTTコムの社長交代劇
でどこまで「ピーターと狼」にならずにすむのか。まあ、しかし、NTTグループって本当に分割の意味が無いような人事をしますね。郵政事業が民営化しても・・・とネガティブな人は、こんなNTTとか事故を起こしたJRのような民営化したはずなのにその気質は??? という部分を見ているからなのでしょうね。
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