定額ケータイ

この標題は
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ウィルコムPHS通話に定額制導入・月3000−4000円
 PHS簡易型携帯電話)最大手のウィルコム(旧DDIポケット)は、一定額を支払えば電話がかけ放題となる音声通話定額制を5月をメドに導入する。月額料金は3000―4000円程度を軸に検討している。携帯電話、PHSを通じて通話定額制は初めてで、一般的な携帯電話料金より3―4割は安くなる見込み。PHSは携帯電話に押され利用者の減少傾向が続いており、ウィルコムは定額制の導入で携帯各社に対抗する。
 電話がかけ放題となるのは同社PHSの利用者同士で、他社の携帯電話や固定電話にかける場合には通話時間に応じて別途料金がかかる。現在、携帯電話の利用者は音声通話で1カ月に平均5500円程度を支払っている。PHSはそれよりやや安い4000数百円とみられる。携帯電話同士との比較では3―4割、PHSで比べても頻繁な利用者にとっては月当たりの通信費を2―3割減らせる見込み。
 データ通信ではPHS、携帯電話ともに定額制が導入されているが、音声通話での定額制は業界初となる。携帯電話各社が追随する可能性もある。
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という日経の記事のことではなく、無線LANを使ったもの。

世界中と定額で通話できるWi-Fi携帯電話は米国の話 (米国IP電話大手のVonageがこの春から月額24.99ドル) なのだが、日本でもこれに似た話がありますね。詳しくは、ニュースリリースのpdfに書かれているのですが、ざっくりとした話はYOZANが高速無線通信規格「WiMAX」を利用した定額携帯電話サービスを2005年末月額3000円程度で使い放題開始というもの。
YOZANについてはそのビジネス形態に疑問もあるのですが、新しいことをしようという試みでは要チェック。

さて、新しいことといえば韓国勢力も動きだすようです。月30ドルで1メガのモバイルを来年4月に,韓国KTがWiBro概要公表という記事が出ています。「一つの端末にWiFiとWiBroの両機能を搭載する。KTは2万のホット・スポットを持っており・・・」

日本のホットスポット総務省の発表によれば、2004年9月末時点で4事業者合計で74,128。結構な数ですか?
また、

NTTBPとNTT Com、都営地下鉄線全駅で公衆無線LANサービスを開始
とか、Mzone、JR西日本やJR九州の主要駅でサービス提供開始 とか、駅を中心とした展開もあれば、駐車場でも無線LAN接続,ソフトバンクBBがサービス開始という展開も始まっていますからね。

さて、電力線BBはまだまだ時間がかかりそうだし、まだFTTHの展開が期待されますかね。本当にNTT東西が狙うようになるかどうかはわからないけど・・・
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NTT東西、光回線契約1年で倍増狙う
 NTT東西地域会社は、動画の送受信などの高速通信が可能な光ファイバー通信回線サービスの契約数を2005年度末までに今年度末比で約2倍となる350万件程度に増やす。両社は2010年までに固定電話加入者の半分を光回線に置き換える方針を打ち出しており、光回線用IP(インターネットプロトコル)電話の拡充などで契約獲得を急ぐ。05年度の投資額は合計で2500億円超となる見通しだ。
 NTT東西は光回線の契約増を柱とした05年度事業計画をまとめ、週明けにも発表する。
[2月25日/日本経済新聞 朝刊]
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