ケータイでカンニング?

先週末に実施された大学入試センター試験をめぐり、インターネットの掲示板「2ちゃんねる」に、英語と国語の試験問題を示唆するとも受け取れる内容が試験開始前に書き込まれていたらしい。
 掲示板にはまず、15日午前1時ごろに「パットの弟のケヴィンです」と書き込まれた。約8時間半後の午前9時半に試験が始まった「英語」の第6問に「ケヴィン」を主人公とする長文が出題された。
 続いて16日午前1時ごろ、英語の問題流出疑惑を論じるコーナーに「小説は遠藤周作です」と書き込まれた。約8時間半後の16日午前9時半に始まった「国語1・国語2」の第2問で遠藤周作さんの小説「肉親再会」が出題された。

韓国で昨年末、ケータイを使ったカンニング事件が発覚した。詳しいストーリーは携帯電話カンニング事件を追うという記事を読むとしても、今回の「2ちゃんねる」をケータイでチェックしていたら確実に「ケータイでカンニング」という記事になったのだろう。

実はケータイでこの入試問題の答え合わせをするサービスがある。NTTドコモの505i/506iシリーズと、FOMA 900iシリーズ向け、世界最小フルブラウザ「Scope」が登場ということで、さっそく友人のFOMAで試してもらった。30Kバイトと非常に小さなJavaアプリで、無料で提供されているパブリックプレビュー版ではCSSと、JavaScriptFLASHには対応していないのであちこちのサイトで「穴」になってしまう部分が出てくるがかなりちゃんと見れる。自分で作ったサイトやgifがかなりきちんと縮小されてケータイで見れたのはちょっと感激。
最近のサイトは FLASH とか JavaScript が多用化されているのがちょっと嫌な私としては、こんな方面も考えてサイトを作り直してほしいものだ。特に観光ガイドのサイトは必須ではないでしょうかね、こうした考え方。

さて、web ブラウザの新端末 Vodafone 702NKはどう? と思っていた私に嬉しい記事。Vodafone 702NK、メール&Webブラウズ端末としての使い勝手は?を読んでみると、その使い勝手がなんとなくわかってくる。

702NKで送受信できるメールは、「SMS」「MMS」「E-mail」の3種類。
スカイメールが送られてきた場合はSMSとして受信するほか、提携している海外の携帯キャリアから送られてきたSMSも受信できる。
 MMSは、SMSよりも長いメールや添付メールなど、300Kバイトのメールをやりとりできる。ほかのボーダフォン端末から送られてきたロングメール、スーパーメール、VGSメールをMMSとして受信するほか、他社製携帯やPCなどからボーダフォンのメールアドレス(xxxxxx@x.vodafone.ne.jpなど)宛に届いたEメールもMMSとして受信する。
E-mailを利用するにはISPの設定が必要。うーんつらそう。

気になるパケットフリーの対象になるかどうかは、MMSはVP JP MMS経由で通信するため、パケットフリーの対象となり、定額料金でメールの送受信ができる。E-mailはアクセスポイントがVF JP Access Internetしか選べないため、パケットフリーの対象外となり、従量制の料金が適用される。これは辛いでしょう。

標準ブラウザは、ボーダフォン用サイトだけでなく、PC用のサイトも閲覧できる。Nokiaによれば「HTML4.01、CSS、WAP対応、Flashには非対応」ということだが、フレームやポップアップウィンドウが使われていたり、容量の大きすぎるサイトは表示できないことがあるようだ。「2ちゃんねる」は表示できなかったそうだ。

ちょっと今、手を出す気にはならないかな〜。月末に iPod Shuffle かラジオもついていて MD/CDがPC無しで録音できるステレオスピーカー搭載のポータブルHDDプレーヤー「X-ONE」が欲しくなっているしな〜。