何故「ITコインランドリー」?

コインランドリーをネットワーク化する「ITランドリーシステム」が開発されたという。利用者は携帯電話などを使ってコインランドリーの“空き情報”を検索できるほか、「運転終了お知らせメール」が届くといったサービスも使えるそうな。

さて、問題の価格は、1店舗に1台必要なデータコントローラ18万9000円。個々のランドリー機器に取り付ける通信インタフェースキットが1万7850円〜4万7250円。ICカード対応の接続キットは1万500円〜3万9900円(別途ICカードユニットおよび取り付けキットが必要)など。インターネット接続にはNTT地域会社のフレッツサービス(ADSLもしくはFTTH)を利用する。

うーん、これだけの設備投資をするコインランドリーのニーズはあるのだろうか?
もう既にブロードバンド化しているホテルが、その宿泊者のためにこの手の設備を入れることは考えられるかもしれない。でもそうであれば、ホテルのよく混む朝食バイキングの様子がケータイで見れるようになればいいのかも。長蛇の列で子供がぐずっているのであれば、今日はパンじゃなくて納豆ご飯にしようと思うかもしれないし・・・また、ケータイだけでなく、その手の情報が宿泊者専門のイントラネットで見れるのであれば、少なからず差別化は図れそうな気がしますよね。幕張にはかなりホテルが並ぶ。展示会などでかなり埋まる時期もあれば、ブライダルやディズニーランド来場者向けのホテルとして売上を稼がねばならない、というのはどのホテルも一緒。であれば、この手の差別化も面白いでしょう。あそこは隣接するマンション群を含め、ブロードバンド化されているはずだから・・・