手紙をeメールで配信

Etechgroup というオーストラリアの会社が始めたMyPostie というサービスについて書かれた記事を目にした。
この MyPostie というサービスは、シニア世代が手書きした手紙を MyPostie というキオスク端末でスキャンし、メールで送付できるというもの。そのキオスク端末はタッチパネル式なので、PCが苦手でもOK。
MyPostie はVPN接続していてセキュリティは大丈夫だということ。
E-メールを持つ相手を登録して、手紙を書いて、MyPostie でログインして送付。
写真も送付可。
現在はビクトリア州ローズバッドという Village Glen で試験運用中。
料金体系としては、月額と一通いくらという従量制のくみあわせ。

これって、日本でコンビニ端末で展開できないのでしょうかね? 株も買える端末だから、出来そうな気がしますが、郵便局が取り扱う信書については
郵便事業への民間参入とは
 平成15年4月1日から信書便法が施行されたことによって、これまで国の独占とされてきた信書の送達の分野に、民間事業者の方々も信書便法の許可を受けることによって参入することが可能となりました。
 日本郵政公社に郵便のユニバーサルサービスの提供義務を課すとともに、信書便法によって郵便事業への民間参入が実現することにより、信書の送達の役務のユニバーサルサービスの提供が確保されつつ、日本郵政公社と民間事業者の方々が競争し、切磋琢磨する中で、大口利用者や都市部の利用者に限らず、幅広い利用者にとって料金の低廉化、サービスの改善などの利便の向上が期待されます。
 また、民間事業者の方々の創意工夫を活かした多様な付加価値サービスが提供されることによって、新サービスの創出などの国民利用者の方々の利便の向上も期待されます。 」
ということになっているのだから、やり方次第なのでしょうか。
親指メールは得意だけど、PCからメールはなかなか出さない、という人達は結構いるのですから、日本でもそれなりにビジネスになると思いますけどね。

メールをFAX送信するサービスも、相手FAXが家庭用では駄目だとか、なかなか難しいのですが、アナログなものを簡単にデジタルで送付できるサービスがもっと広がってほしいものです。