こんな記事は嬉しい

これからのビジネス・モデルがかなり机上の空論になりかねない電話料金の話題より、こんな記事がいいですね。

「太鼓の達人」で高齢者がリハビリ
ナムコは、大ヒットゲーム「太鼓の達人」を高齢者のリハビリ用に制作し直した「太鼓の達人 RT〜日本の心〜」を開発、11月中旬から病院やデイサービスセンター向けに販売する。

資生堂が地道に老人医療施設などでリハビリ用の化粧をサービスしているのはどの位、知られている話なのでしょうか。
乗馬がかなりのリハビリ効果をもたらす、ということで乗馬を疑似体験できる器具が大幅に値下げして売り出したことはあまりまだ知られていないかも。

また、新規に出したFOMAのらくらくフォンはかなり好評のようですが、米国ではこんなものも。
Danger、聴覚障害者向けにhiptopの機能強化
多機能型携帯電話「hiptop」のメーカー米Dangerは9月15日、新モデルのhiptop2で聴覚障害者向けの機能強化を発表した。
 hiptop2ではバイブレーションモーターを強化したほか、ユーザーが気付くまで何度もお知らせを繰り返すソフトのサポートを追加した。いずれも聴覚障害者からのフィードバックに基づき、大切なメッセージを見逃さないようにするための措置だと説明している。
 さらに、聴覚障害者によく利用されているインターネットリレイサービス利用のためのアプリケーションを無償提供。hiptop2のほか、現行のhiptopデバイス利用者向けにもダウンロード提供する。
 hiptop2は米携帯電話事業者のT-Mobileから「Sidekick II」の名称で今月中に発売予定。

聴覚障害者にとってらくらくフォンもこのような位置づけにあるべきかな。メールで意思疎通が随分楽になったというレポートをどこかで読みました。

少子化、高齢化が米国よりも急テンポで進んでいる日本です。骨伝導もいい方法だと思いましたが、他のケータイ・キャリアももう少し考えましょうね。