アメリカの空でケータイ通信

ソフトバンクBBが、800MHz帯の再編について、総務省へのパブリックコメントを呼びかけたところ、かなりの数が集まって、総務省は1ヶ月後くらいに集計したものを発表すると言っているそうです。
孫社長はこのように並々ならぬ意欲でケータイ業界にも参入し、KDDIに迫りたいようですね。

さて、そのソフトバンクに機器を納入していることや中国でのPHS事業で名前をはせたサンフランシスコ郊外の企業、UTStarcom, Inc.が、アメリカン航空のダラス発の便で実施された「機内音声コミュニケーション・コンセプト実証試験」のため、IPベースのワイヤレス・ソフトスイッチ・テクノロジー「Moving Media 2000」を、Qualcommに提供したというニュースを発表したのは、8月半ばのこと。その実証試験では、2時間のフライトで300コール以上の通話に成功。フライトの参加者は、Qualcommが開発した3G携帯電話のpicocellネットワークを通じ、機内で音声コールや文字メッセージの送受信を試みたそうです。

QUALCOMMといえば、日本ではKDDI。このニュースはどのように捉えられているのでしょうか。
先月の純増ではまたトップに返り咲いたauですが、ダブル定額が順調なのでしょうか。
しかし、こうした思い切ったサービスを採用できるのも auの特徴かと思います。
Felicaを使用したお財布ケータイは全日空と提携。アメリカン航空日本航空と提携中のはず。
JALで貸し出すグローバル・ケータイならばこんなサービスも楽しめる! というのであれば、また違う市場が作りだせるのでしょうかね。